豊かな国といわれる日本において、自ら命を絶つ方はここ数年増加傾向にあります。
人々の間に情報が拡散されるスピードやその範囲が広がっている為、影響力のある方が亡くなるとまるで命を絶つ事がありふれた事の様に感じて感覚が鈍ってしまう様なこともあります。
そして、そういった報道やニュースを見ると辛い状況にいる人は「私も」と感じてしまうのです。
しかしこの世に楽な死に方はあるのでしょうか?
このページでは、楽な死に方について解説をしていきます。
↓死に方を探している方に関係する記事
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- 自ら不幸な生き方をしない為に知っておきたいこと
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死ぬことって何なのか?
人はこの世に生まれて生を受けた瞬間、死へ向かって時間を過ごすことになります。
その間の生き方については、誰しもがどんな過ごし方をするか自由があります。
お金持ちも、権力者も、普通の会社員も平等に死が訪れることは避けれないのです。
それでは、死とはどういうことなのでしょうか?
日本人は特に「人が死んだ後は、無になる」という思想が強いと言われています。
しかし、これが土地が変われば「人が死んだ後に新たな世界がある」という発想が一般的な国や地域があるということを知っておくと良いのかもしれません。
秋田大学大学院医学系研究科 保健学専攻の新山 喜嗣教授は「若い内から死に対して自分の考え方を持っていると、皆が死に対して寛容的になるはず」とお話されています。
結論、楽な死に方はない【体験談付き】
見出しでお伝えした通り、人が楽に死ねる方法はありません。
それは死んだ人に「楽だった?」と聞いても亡くなってしまった為、答えてもらえないからです。
それではこの記事を読んでいる「死んでしまいたい」と考える方にとっては物足りない内容になってしまうと思います。
実は筆者も死を意識して、楽に死ねる方法を調べたことがあるのでお伝えします。
首吊り
インターネット上で楽に死ねる方法を探すと「首吊り」と答える人がいます。
それは自分の体重を一気に首にかけるので、首の骨が折れて意識が飛ぶからというのが定説になっていると思います。
実は筆者、自分でも試したことがあります。
ホームセンターで一番太いロープを買って、ドアノブにかけて死のうとしたのです。
しかし、死に切れませんでした。
理由は首が異常に痛いということです。
ロープにタオルを巻いてやれば気付いたら意識が飛んでいるとインターネットでは語られていましたが、タオル付でも十分ロープが首に食い込んで痛かったです。
この時点で楽な死に方ではありません・・・。
しかも失敗するとロープで皮膚が傷ついて、赤くなって周りに「どうしたの?」と言われるくらいの傷になってしまいます。
そうなると治るまで1週間くらいはかかるのではないでしょうか。
飛び降り
次に、これもインターネット上で話題になる「飛び降り」です。
こちらも死ぬにはかなりの高所が必要なので、高い所から飛び降りれば意識を失ってバイバイということらしいです。
しかし、これについては実際に飛び降りをして下半身不随になっている方がインターネットの掲示板で語っています。
「飛び降りで意識が飛ぶっていうのは嘘。自分は地面に着くまで意識があったし、病院に運ばれた時は思い出せなかったけど、今は飛び降りたことは思い出せる」
これで飛び降りると意識を失って痛みを感じないまま死ねるという説は否定されましたね。
服毒
こうなるともはや楽に死のうとしている訳ではないですね。
服毒して死ぬなんて、どちらかと言うと痛みが屈指の死に方ですよね。
身体の色も変わって、苦しみの表情を浮かべながら死んでいたという目撃情報があるくらいなのでおススメしません。
練炭自殺
こちらも最近ニュースで聞く方法ですが、車の中で練炭を焚いて二酸化炭素中毒で無くなるという方法です。
元TBSアナウンサーの川田亜子さんもこの方法で亡くなられて大きく報道されましたよね。
この方法で行うには煙が漏れない様に、ガムテープなどで隙間を目張りをする必要があったり、途中で苦しくなって車外に出てしまった一人だけ生還したなんていうケースもあって、果たして楽に死ぬことができるのか不明です。
楽かそうじゃないかと言えば、楽ではないのでしょう。
入水自殺
これは古くから行われている方法で、昔の文豪も入水自殺したという記録がありますよね。
しかしこの方法で楽に死ぬことができるのでしょうか?
私はそうは思いません。
なぜなら少しでも水の中で息を止めて我慢していても、苦しくなり辛いのにそれを我慢するって並大抵の精神力ではできないからです。
意識を失うまで息を止めるという時点で楽な死に方からは外れる気がしますね。
電車への飛び込み
これを連日の様にニュースで聞くことがありますが、電車に飛び込んで死ぬという方法です。
日本の電車は、新幹線で約120~230 km/h、JRの特急列車50~110 km/h、JR在来線の普通・快速列車で30~90 km/h、地下鉄で30~75 km/h 前後、路面電車で10~20 km/h程度と言われていますので、新幹線や速度が出ている特急列車であれば即死かもしれません。
しかし、どれくらい痛みがあるのか、本当に何も感じることなく死ねるのかは当人しか分かりません。
まるで電車への飛び込みが楽に死ねると思い込んで行うのは、違うと思います。
焼死
たまに自分に火をつけて亡くなる方がいますが、焼死は俗に一番苦しんで死ぬ方法だと言われています。
それは皮膚が焼けたとしても内臓が動いている為、大抵の場合は軌道が焼けただれて呼吸困難で亡くなるか重度の火傷によるショック死での他界になる為だと言われています。
つまり、どんなに自分の身体が燃え上がっても生きているので、相当の熱さを感じながら意識を失うと考えられていますよ。
楽な死に方を選ばなくても良い生き方
人が死を意識する様な時って、やっぱり辛いことが重なったりこんな辛い状況に耐えられない時だと思います。
しかし、そういった辛い時を乗り越える方法ってあるんでしょうか?
命の電話
もしあなたの悩みを親族にも、友人にも相談できない時は、厚生労働省が運営する命の電話へ連絡しましょう。
24時間体制で相談員の方が対応してくれますよ。
自分がいる場所を変えてみる
もしあなたが会社でパワハラを受けた、借金が辛い、結婚問題などを抱えていて閉塞感を抱えている時は、自分が生活している場所を変えてみましょう。
周りはあなたが突然いなくなって「なんだあいつは!」「無責任だ」と言うかもしれません。
しかし、あなたが居場所を変えれば、もうそんな人達にあなたが会うことはありません。
負け犬だと自分を責めてしまうかもしれませんが、そんなことはありませんよ。
あなたは自分の人生を全うする権利もチャンスもあるのです。
日本国内でも、海外でも、きっとあなたの生きていける場所はあるはずです。
楽な死に方を探すあなたに
もしかして、この記事をご覧のあなたは不幸なことが立て続けに起きて人生を諦めたいと感じてらっしゃるかもしれません。
実際に人生は、生まれた家柄など自分の努力では変えることができない運命もあります。
しかし、あなたが生まれた時に少しでも喜んでくれた人達がいらっしゃるのではないでしょうか?
私は、自分自身が一度本当に自殺を考えたことがある経験から、本当に楽に死にたいと考えている方を止めることはできません。
それがその方にとって唯一の救済になるかもしれないからです。
ただあなたがこれから先、生きていたら良いことも起きるかもしれません。
私自身の話しになりますが、数年前に病気で退職をして何もやる気がなくなりました。
子供の頃から夢の仕事でした、心の病になると周りから一気に人が居なくなりました。
周りは自分を利用していただけだったのだと気付いたんです。
私はその時、一念発起して自分が生活する場所を変えました。
自分のことを誰も知らない土地へ行ったんです。
そうするとまるで心の重りが下りて、新しい自分になった様に気持ちが楽になりましたよ。
そこの土地で出会った人は、昔自分がどんな人だったか気にもしません。
対等に話してくれるのです。
数年その土地で住んだ後、私は心も身体も健康になりました。
私の体験談があなたの参考になるか分かりませんが、そんな人生もあるんだと視野を広げてもらえたら嬉しいです。
楽な死に方を選びたい自分が繊細だと感じていませんか?
あなたは生まれて物心ついてから、その繊細さから生きづらさを感じていませんか?
筆者は大体小学高学年の時に「働くのは怖い」「20歳になる前に死んでしまいたい」と考える様になりました。
当然実行に移すことはありませんでしたが、漠然と人生の終わりについて考え始めていたのです。
それは周囲への対応でとても繊細な自分の気持ちが傷ついていたからだったんですね。
ここ数年でHSP(ハイリーセンシティブパーソン)という性格気質についてメディアを中心に語られる様になりました。
これは日本語で言えば、とても繊細な人。
例えば人の顔色一つで「今嫌われたかも」「あ~変なこと言ってしまった」と傷ついてしまったりします。
つまり外部からの刺激に弱いのです。
また生活レベルのことであれば、下記の様なことも刺激になると言われていますよ。
- 救急車やバイクの爆音があるとびくっとなってしまう。
- 誰が怒られているのを見ると、まるで自分が怒られている様に感じる
- 相手の話にすぐに共感してしまう\
- たまに一人になりたくなる
- 一人で知らない場所へ行ってしまいたくなることがある
- 芸術や美術を見るのが好き
このいわゆる繊細さんですが、大体10人に1人はHSPだと言われているので学校や職場でも同じ繊細さを抱えている人は数人いることになるでしょう。
あなたが抱えている苦しみや悲しみは、きっとあなた一人にだけ起きていることではないのかもしれません。
それでも楽な死に方を選びたい人は(注意事項)
どんなに考えても楽な死に方を選びたい方は、以下をご覧ください。
俗に言う電車や自宅で亡くなることで損害賠償請求を受けることがあるので、注意してください。
電車への飛び込み
噂では電話への飛び込みは、本人や遺族に対して数千万円から一億円くらいまでの損害賠償を請求されると言われています。
しかし、実際は数百万円の請求で済んだというケースもある様です。
また過去にその請求について争った裁判で争ったケースがあり、遺族への負担は相当のものでしょう。
賃貸物件
賃貸物件で首を吊ったり、風呂場で化学薬品を使って実行すると特別な事情がない限り、賃借人の善管注意義務違反があるとして債務不履行に基づく損害賠償請求を大家から受けることになります。
あまり実行する側には問題としないかもしれませんが、家の不動産価格も落ちて事故物件として数年は安い賃貸価格で貸しにだされるでしょう。
下記が実際のケースです。
東京地裁平成26年12月11日判決
賃貸用の物件内で賃借人の同居人が自殺。
自殺から約3か月後に賃借人退去。退去を受けて、物件の所有者及びサブリース業者が、賃借人に対し、1年分の賃料相当額及び3年分の賃料減額相当分を請求。
楽な死に方を選ぶ前に、自尊心の高め方を試す
『自尊心が高まるおすすめ習慣』をまとめました。『自分に自信が持てない…』と長いこと悩んだけど、この習慣に救われたのでシェア。 pic.twitter.com/u9DIe4cUo7
— けけ | MBA経営コンサル (@Ikigailabo) December 8, 2022
どうしても自分を責めてしまうことが多い日本人は、総じて自尊心がないと言われています。
自尊心がないと世界で唯一存在する一人だけの自分自身を大事にしてあげることができません。
自尊心を高める方法は以下の通りです。
- 身の回りを綺麗にしておく
- ネガティブな人からは離れる
- わがままになる日を作る
- 自分へのご褒美を用意する
- 一人になって深呼吸する
これらを試してみると自尊心が高まり、気持ちが楽になりますよ。
昨今離婚率の上昇に伴い、男性の自殺が増える
https://twitter.com/9NgQz2ozxKRzNSn/status/1642277906452975616?s=20
現在、日本国内では3組に1組が離婚していると言われています。
一般的に先進国になればなる程、離婚率や未婚率は増えるのですがそれは経済的にお互いが独立した存在になりやすいと言えるからです。
昔は、男性が働いて女性は家庭に入るというのが普通だった世の中から、現代では共働きで食らう時代へ突入しました。
そんな女性が自立できる様になってから、男性を必要不要で考えると「別に独りになってもいいか」「結婚しなくていいか」という思考になってもおかしくありません。
しかし、男性は記憶をフォルダへ重ねる様に取っておく性質がありますが、女性はそれを上書き保存していく為、例え離婚など別れがあってもサッパリ忘れることができます。
男性は異なるので、いつまでも引きずってしまうのはその為です。
離婚後に寂しくなって、子供や妻と会えないことを悲観して自死する人は少なくありません。
次の恋愛に進むのが本来一番の特効薬になるのですが、40代や50代で独り身になってもパートナーをまた探すのは至難の業でしょう。
忘れて欲しくはないのは、そんな中でも決してあなたは一人ではないということです。
例えば日本で女性から相手にされなくても、経済的にまだ豊かな日本人は海外へ行けばモテることもあります。
特に東南アジアの女性は、生活に安定を求める為日本人男性の需要は高いと思います。
楽な死に方はない
ここまで読んでいただけた方には、分かるかもしれませんが楽な死に方というのはこの世にはきっと存在しないのでしょう。
人間には、本能的に生きようとする様に身体ができているのだと思います。
なので、首を吊っても痛いですし、水に潜っても苦しいのです。
ただそういった痛みを凌駕するくらいの苦しみや悩みを抱えた人達が、人生を諦めることができるのかもしれません。
本記事の著者は、その死線を越えることはありませんでした。
そして今、生きていて良かったと思っています。
あなたにとっても、そう思える日がやって来ることを祈っております。
楽な死に方として認められる安楽死
「いましんどいから安楽死する」ことも、「もうすこしもがいてみる」こともできる。あくまでも安楽死したいひと全員がすぐに安楽死するわけではないが、生きていくための「お守り」になることは間違いないだろう。#国は安楽死を認めてください
— ほのか | 留学を夢見る大学生 (@hono_ryugaku) May 21, 2023
楽な死に方として一番合理的なのが、医師による自作のほう助が国の法律として認められているパータンです。
現在、安楽死を認めている主な国は下記の通りです。
- イタリア
- オーストラリア
- コロンビア
- オーストリア
- スペイン
- フランス
- オランダ
- ルクセンブルク
- ベルギー
- カナダ
- ポルトガル
- スイス
安楽死がいつでもできることで、「より人生を楽しんでみよう」など人生に張りが出るという考え方もあります。
一方で嫌なことや一過性の感情で死んでしまう人も出るというリスクもあると言われています。
楽な死に方?安楽死をテーマにした映画
https://twitter.com/saina317x/status/1654687687511793664?s=20
安楽死をテーマにした映画作品はたくさんありますが、「世界一キライなあなたに」は有名作品です。
邦題「世界一キライなあなたに」
2016年製作/110分/G/アメリカ
原題:Me Before You
配給:ワーナー・ブラザース映画
性格は前向きなだが、夢にチャレンジすることに躊躇し、仕事を転々としながら、なんとなく毎日を過ごしているルー。彼女の働いていたカフェが閉店してしまい、職を失ったルーは半年限定で介護の仕事に就く。ルーが担当することになったのは、快活でスポーツ好きだったが、バイクの事故で車椅子生活を送ることとなった青年実業家のウィルだった。当初、ウィルはルーに冷たく当たるが、ルーの明るさがウィルの心を溶かし、やがて2人は互いに最愛の存在となっていく。
この映画は、筆者も見たことがあるのですが、最後青年実業家のウィルは元の華やかで身体が自由に動く生活を忘れられず個人の尊厳を最後まで大切にするため、安楽死を選びます。
何とも美しく切ない最後のシーンは忘れられないものですが、たしかに物語序盤のバリバリに働いている自分の姿が忘れられないのは当たり前だと思います。
こういった死の在り方もあるのだと思わされますね。
楽な死に方に対する世間の声
日本でも安楽死みとめらんないかな〜
— ろり@ディスカウント (@SivSn0) December 15, 2023
- 安楽死があるからこそひとはいまあるいのちに真剣に向き合い、生き続けるということのロープを持つことが痛んだらロープを手放すこと、つまり死ぬことだってできる。
- 安楽死 ぐらい 認めたらどうですか?
- 安楽死があれば安心して生きられるのにな
楽な死に方に関するSNS投稿
人はいつでも死ねるという考え方もあります
「死のうと思えば、いつでも死ねる。今は降伏と洒落込もうではないか」大鳥圭介.#幕末 #名言
— 幕末維新伝 (@beauty_zatugaku) December 16, 2023
楽な死に方ってあるのか?一番簡単に死ねる方法など気になる情報を徹底解説!【まとめ】
私は倫理的に自殺を推奨することはできません。
何か辛いことや苦痛がある場合は、専門家のサポートを受けることを強くお勧めします。
緊急の場合は、直ちに救急隊または緊急サービスに連絡してください。
また、死を迎える方法は多岐にわたり、いくつかの方法は非常に危険であったり、身体的な苦痛を伴う可能性があります。
これらの方法は、周りの人々にも深刻なトラウマを与える場合があります。
そのため、楽な死に方については、倫理的に議論することができません。
周りの人々やコミュニティからもサポートを受けることを検討してください。
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