台風が近づくと、くしゃみや鼻水が出る…
花粉の季節は終わったのにどうして?鼻炎になったの?
と、不思議に思う方が多くいらっしゃいます。
実はこれ、摩訶不思議な理由でもなんでもなく、しっかりとした原因があるんです。
それでは、台風と花粉症現象について解説していきます。
台風が来るとくしゃみや鼻水が出るのは何で?原因は2つ!
1.鼻の粘膜
台風は低気圧なので、気圧が低くなると、人間の体は外側から内側への圧力が弱まります。
これまで気圧に押されていた気道や鼻の粘膜などの内腔は、圧が弱まることによって、粘膜が腫れてきて狭くなり、空気が通りにくくなってしまいます。
そうすると、鼻が詰まりやすくなったり、息苦しく感じてしまうのです。
そして、外からの圧力よりも鼻の粘膜の血管やリンパ管の浸透圧が優先的に働きだすことで、水分が漏れ始めます。
この影響で、鼻水増えることで、もっと空気が鼻を通りにくくなってしまうんですね。
2.ヒスタミンの分泌
ヒスタミンというのは、花粉症など、アレルギーの原因となる物質のこと。
低気圧の影響で、ヒスタミンが過剰に分泌されることで、アレルギー反応を起こし、鼻水やくしゃみが増えるというものです。
他の症状同様、やはり低気圧が原因で、花粉症や鼻炎のような症状を発症してしまうのです。
台風によるくしゃみや鼻水に効果的な対処法は?
基本的に症状は、花粉症と似た症状なので、花粉症と同じ対処で構いません。
くしゃみと鼻水がだらだら続くと、本当にしんどいですよね…
そこで今回は、即効性があり、効果的、そして簡単にできる対処法をご紹介します!
くしゃみを止める方法
1.鼻から勢いよく、息を吸う
「あっ!くしゃみが出そう!」
というタイミングと同時に、鼻から勢いよく一気に息を吸いましょう!
こうすることで、くしゃみを出にくくする効果があります。
2.鼻の下を押す
口と鼻の間のくぼんでいる部分には、多くの神経が集中しています。
この部分を指でグゥっと強めに押します。
すると不思議とくしゃみが出なくなるんです!
会議や授業中など、静かな場所でばれずに使える方法なのでオススメです☆
あまりにも強く押さえすぎて、跡がつかないように気をつけてくださいね^^;
3.ツボを押す
「天突」と呼ばれる、鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみを、下(胸の方)に向かって押しましょう。
※強く押しすぎないように注意してください。
鼻水を止める方法
1.口の中の上部を舌で押しながら、眉間を指で押す
口内の上部を、なるべく舌が平らになるように押し、
同時に眉間を指で少し強めに押して、約20秒間キープ。
すると不思議と鼻の通りが良くなります!
2.ペットボトルを脇に挟む
ペットボトルは空の容器で構いません。
そのまま脇に挟んでください。
すると徐々に鼻の通りがよくなってきます。
脇には自律神経が通っている為、ペットボトルを挟むことによって、鼻の粘膜の充血が解消されるので鼻水が止まるんです。
この方法は、挟んだ方と逆の鼻に効果があるので、
・左の鼻から鼻水が出る場合は、右脇に挟む
ようにしてください。
3.息を止め、頭を上下に動かす。
深呼吸して、息をゆっくりと吐ききったら、息を止めます。
止めたまま鼻をつまみ、頭をゆっくり上下に動かします。
これを繰り返します。
苦しくなったら息を吸い、解消するまで繰り返しましょう。
かなりの効果が期待できますよ♪
4.口に水を含む
水(できればぬるま湯)を口に含みます。(少量でOK!)
これだけです!
しばらくすると、鼻の通りがよくなってきて、
鼻水も止まりますよ^^
これでも治らない…そんな時は薬に頼るのもあり!
色々試したけどダメだった…泣
という人も中にはいらっしゃるかもしれません。
その方は無理をせずに、医療機関に相談しましょう。
薬の効果はやはり絶大なので、これまでの悩みが嘘だったかのように解消されるでしょう。
一度病院に行き、薬をもらっておいて、「大事な会議がある…」など
いざという時に飲んでおくのもありだと思います。
まとめ
やっと花粉症の時期が終わったと思っていたら、次は台風で鼻がむずむず…
なんてたまりませんよね。
少しでも自分でできる対策をして、楽に過ごせるようにしましょう。
低気圧はもちろん、自律神経も関係してくるので、
- なるべく規則正しい生活をする
- 栄養バランスを考える
- 睡眠をしっかりとる
など普段の生活を見直すのも、症状を緩和する為の重要な予防策になりますよ。
少しでご参考になれば幸いです。
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