ひな祭り
雛人形を処分する方法は?供養が必要?寄付できる?
目安時間
7分

あれから月日は流れて、雛祭りに出す事もなくなり、今は押入れの奥底に眠ってる…。
なんて方も多いのではないでしょうか?
思い切って処分しよう!と思っても、普通にゴミにだして良い物なのか、捨てる方法が分からない。
という方の為に今回は、
「雛人形の処分方法」についてご紹介します。
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目次
雛人形を処分する方法は?
1.お寺へ奉納する
雛人形は子供(女の子)の成長を祈って、初節句に買う物ですよね。そして、その子が無事に成長し、祈願成熟した際は、「お寺に奉納する」というのが本来の習わしです。
お寺に奉納すれば、しっかりお経を唱え、焚き上げで処分をしてもらえるので、
「人形の供養をしっかりしてもらえる」と言った点でも安心です。
受付方法は?
受付方法はお寺によって異なり、直接お寺へ持っていくか、郵送で受け付けてくれる場合もあります。
人形だけを奉納し、後の物はゴミとして処分してください。
という場合が多いようです。
料金は?
料金(お布施)は、お寺によって異なります。設定料金が決まっている所もあれば、お布施として気持ち程度(3,000円~5,000円)包む形の所もあります。
郵送する場合は、供養料金以外にも送料が発生するので、人形のサイズによっては高額になる場合もあります。
ヤマト運輸では「らくらく人形供養パック」や「そのまま人形供養パック」いうものがありますが、
“3,000円~24,000円”とサイズや硝子や陶器につつまれているかなどで、料金が大きく変わってきます。
まずは、近隣の神社で人形供養を実施しているお寺や神社を検索してみるか、電話で問い合わせてみましょう。
突然お寺に持ち込んでも、受け付けてくれない場合があるので、必ず事前に問い合わせしてからにしましょう。
2.日本人形協会に送る
日本人形協会では、「人形感謝(供養)代行サービス」を行っています。全国各地から集まった人形は、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」にて供養します。
受付方法は?
申し込み後、自宅にお人形差出キットが協会から送られてきます。そちらにそって人形の梱包が終わったら、ゆうパックの集荷依頼をします。
すると、郵便局員が自宅に集荷にきてくれるので、発送する手間もかかりません☆
料金は?
料金設定は一律5,000円となっています。(手数料、供養料、送料込)(1箱に納まらない場合は、1箱追加毎に+2,000円かかります。)
雛人形だけでなく、ぬいぐるみや兜、羽子板なんかも受付しているので、とても便利なサービスですよ^^
お申込みや詳細はこちら。↓
≫ 人形感謝(供養)代行サービス
3.フリマやオークションで販売する
「捨てるのは勿体ない!」ということで、フリマやオークションに出品するという方も、近年では増えているようです。
こういった物は、外国人の方に反応が良く、運が良ければ数千円~数万円の利益になるんだとか!
捨てることに抵抗のある方は、誰かに利用してもらうのも1つの手ですね。
4.購入店で引き取ってもらう
店舗によっては、購入後使用しなくなった人形を引き取ってくれる所もあります。購入時の箱や説明書などがある場合は、1度チェックしてみてください。
分からない場合は、実際購入店舗に問い合わせてみましょう。
5.地域のゴミ出しのルールに沿ってゴミに出す
通常のゴミ同じで、地域のゴミ出しルールに沿った方法で処分するという方法です。お住まいの地域によって、粗大ごみなのか、不燃ごみなのかなど、ゴミ出しのルールが異なります。
(人形は可燃物、入れ物は不燃物と言った場合もありますよね)
その為、事前に地域のルールをホームページや市役所等に問い合わせてみましょう。
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雛人形の処分には供養が必要?
「供養が必ず必要なのか?」という点では、必ずしも必要なわけではありません。 要は気持ちの問題です。
しかし、思い出のある雛人形なので、ポイっと捨ててしまうには抵抗がある…
呪われたらどうしよう…
という不安や心配があるといった方は、先程紹介したように、しっかりお寺や人形協会で供養してもらうのが良いでしょう。
ちなみに私は以前、神社で人形を供養していただいたのですが、
お経を唱える際に、「○○の雛人形」(○○の部分は私の名前です)と、しっかり唱えてくださっていたので、
「ちゃんと供養できた!」という気がして、気持ちもとてもすっきりしましたよ^^
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雛人形は処分以外に寄付する方法も!
「捨てるには勿体ない」「必要な人がいるなら是非使って欲しい!」
とお考えの方は、欲しがっている施設や団体に寄付するという方法もあります。
寄付する方法を以下で紹介しますね。
1.自治体に相談
まずはお住まいの自治体に、「雛人形を寄付できる施設はないか?」
という相談をしましょう。
保育園や老人ホームなど、雛人形を欲しい!と思っている施設も多くあるので、そういった受け入れ先を紹介してくれることがあります。
2.寄付やリサイクルを手がけている団体を探す
インターネット上で、寄付やリサイクルを手掛けている団体を探してみましょう。いくつかご紹介しておきますね。
≫ ワールドギフト
ワールドギフトでは不用品を海外の発展途上国へ寄付する事業を行っています。
人形以外も受け付けています♪
≫ 人形供養 花月堂
花月堂では人形の供養を主に行っていますが、
供養後に人形で状態の良いものや、希望者が居た場合に寄付する事業も行っています。
まとめ
思い出の詰まった雛人形なので、感謝の気持ちを込めて供養してあげると、自分の気持ちもスッキリしますよ^^是非参考にされてくださいね。
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