2023年7月28日、第105回全国高校野球選手権東東京大会の準決勝で、共栄学園と岩倉が対戦しました。
試合は9回裏、2死二、三塁の場面で、共栄学園の斉藤開心さん(3年)が放った飛球を岩倉の三塁手が落球し、2点を失って逆転サヨナラ負けを喫しました。
この珍ケースについて、試合の流れや両校の反応、野球のルールや判断基準などを徹底解説します。
試合の流れ
#高校野球
東東京準決勝 岩倉vs共栄学園
岩倉、9回裏2死からなんでもないフライをまさかの落球でサヨナラ負け
野球の神様は残酷すぎる pic.twitter.com/H1y3OEYg17— たら太 (@TarataTragedy) July 28, 2023
試合は0-0のまま進みましたが、8回表に岩倉が2ランスクイズで先制しました。
しかし、共栄学園は8回裏に四死球と失策で2点を返して同点にしました。
9回表に岩倉は浅沼奏吾さん(3年)の中前2点適時打で再びリードを奪いましたが、9回裏に共栄学園は適時二塁打で1点を返しました。
そして、4-3で迎えた2死二、三塁の場面で、守備から入っていた9番・斉藤開心さん(3年)が打った飛球を岩倉の三塁手・高橋大輔さん(3年)が取り損ね(記録は安打)、二塁走者と三塁走者が生還して逆転サヨナラ勝ちを収めました。
見出し2:両校の反応
この劇的な展開に、共栄学園の選手や監督は歓喜の声を上げてベンチから飛び出しました。
初めての決勝進出と夏の甲子園出場に王手をかけたことに喜びを表しました。
一方、岩倉の選手や監督は呆然としました。22年ぶりの決勝進出と夏の甲子園出場を目前にして逃したことに悔しさや悲しさを隠せませんでした。
特に落球した高橋大輔さん(3年)は涙を流しながらベンチに戻りましたが、仲間や先輩から励まされました。
野球のルールや判断基準
このプレーでは、落球した高橋大輔さん(3年)にエラーがつかなかったことが注目されました。
一般的には、守備側の選手が打球を捕らえることができると判断される場合には、捕らえられなかった場合にエラーがつきます。
しかし、この場合には、打球が高く上がり、風の影響もあって落下地点が変わったことや、高橋大輔さん(3年)が走りながら後ろ向きにジャンプして捕球しようとしたことなどを考慮して、捕球は困難であったと判断されました。
そのため、打者の斉藤開心さん(3年)に安打が記録されました。
【動画】共栄学園 vs 岩倉で起きた落球サヨナラ勝ち!珍ケースについて徹底解説【まとめ】
共栄学園 vs 岩倉の試合は、9回裏に起きた落球サヨナラ勝ちという珍ケースで決着しました。
このプレーでは、落球した守備側の選手にエラーがつかなかったことが話題になりましたが、野球のルールや判断基準に沿って正しく記録されました。
共栄学園は初の決勝進出を果たしましたが、岩倉は22年ぶりの決勝進出を逃しました。
両校の選手や監督はそれぞれの感情を表しました。
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