埼玉県選挙管理委員会は、日本維新の会の中村美香さんが4月の県議選に初当選したものの、居住実態がないとして当選無効にすると決定しました。
中村さんは、草加市内に引っ越したと主張していますが、その居住実態について疑問視されています。
中村さんは、当選無効の決定に対して提訴することができますが、明言していません。
中村さんの当選無効が確定した場合、次点の立憲民主党の小森克己さんが繰り上げ当選します。
維新初の埼玉県議が当選無効に
埼玉県選挙管理委員会は2023年7月13日、4月9日に投開票された県議選南1区(草加市、定数3)で初当選した日本維新の会の中村美香さん(36)の当選を無効にすると決定しました。
中村さんは、公選法が定める県内の同一市町村で3カ月以上の居住実態が認められず、立候補の要件を満たさなかったと判断されました。
中村さんは、双子タレントとして活動していた人物で、維新から出馬した際には「埼玉県出身」と紹介されていました。
しかし、当選後に居住実態がないとして異議申し立てが提出され、同選管が調査を行っています
居住実態がなかった疑惑
中村さんは、県議選に立候補する前に草加市内に引っ越したと主張していますが、その居住実態について疑問視されています。
まず、中村さんが草加市内に引っ越した時期について、複数のメディアで異なる情報が報じられています。
– 2022年12月
– 2023年1月
– 2023年2月
これらの情報は、中村さん自身や維新関係者から得られたものだとされていますが、一致していません。
また、中村さんが草加市内に引っ越したという証拠も乏しいようです。
– 中村さんは草加市内でガスや水道を契約しておらず、電気も最低料金しか支払っていなかった。
– 中村さんは草加市内でゴミ出しをしておらず、近隣住民からも見かけられていなかった。
– 中村さんは草加市内で選挙活動をほとんど行わず、街頭演説も1回しかしていなかった。²
これらの事実から、中村さんは草加市内に居住実態がなく、選挙のために住所を移しただけではないかと疑われています。
当選無効の決定に対する反応
当選無効の決定は18日に告示され、中村さんは30日以内に東京高裁に提訴することができます。
中村さんは、決定を受け入れるか、提訴するかを明らかにしていませんが、維新の関係者は不服申し立てを検討しているとしています。
一方、県議会では、中村さんの当選無効に伴う繰り上げ当選者の決定や議会運営への影響などについて協議が行われる予定です。
中村さんの当選無効が確定した場合、次点の立憲民主党の小森克己さん(48)が繰り上げ当選します。
【なぜ】中村美香議員の当選無効はなぜ?居住実態がなかった理由について徹底解説!【まとめ】
– 日本維新の会の中村美香さんは、2023年4月の埼玉県議選に初当選したものの、居住実態がないとして当選無効になりました。
– 中村さんは、草加市内に引っ越した時期や居住実態について疑問視されており、同選管が調査を行って判断しました。
– 中村さんは、当選無効の決定に対して提訴することができますが、明言していません。維新の関係者は不服申し立てを検討しています。
– 中村さんの当選無効が確定した場合、次点の立憲民主党の小森克己さんが繰り上げ当選します。
本記事の内容があなたのお役に立てば幸いです。
他の最新エンタメ記事一覧はこちらジャニーズタレントに関する記事一覧はこちら