2022年5月に公開された映画『シン・ウルトラマン』は、庵野秀明と樋口真嗣が製作した空想特撮映画です。
しかし、この作品に登場するウルトラマンは、従来のウルトラマンとはかけ離れた姿をしており、観客からは「気持ち悪い」「怖い」という声が多く聞かれます。
一体、このウルトラマンはどうしてそんなに不快感を与えるのでしょうか?
今回は、シンウルトラマンが気持ち悪い、怖いと言われる6つの理由を分析してみました。
https://youtu.be/6Fi7alZBqfw
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由①人間と一体化した姿が不自然
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由②変身する度に姿が変わる
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由③無機質で冷徹な戦闘スタイル
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由④人間社会に居場所がない
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由⑤光の星からの使命感
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由⑥ウルトラマンらしさがない
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!に対する世間の声
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!に関するSNS投稿
- シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる6つの理由について徹底解説!【まとめ】
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由①人間と一体化した姿が不自然
#シンウルトラマン 敵もウルトラマン自身もメンヘラ気味で庵野色が強い。カメラの映し方が後ろ姿だったり下からだったり俳優は全員棒読み寄りだったり、違和感を狙った演出なのかな?色合いや人間の様子がどことなくエヴァっぽい。庵野がウルトラマンを愛してることはわかっていたので納得して観終えた pic.twitter.com/aKAzltKnHp
— snowhino (@snowhino9) June 10, 2023
シンウルトラマンは、光の星からやってきた外星人が、自己犠牲の精神を見せた禍威獣特設対策室(禍特対)の神永新二と一体化した姿です。
しかし、この一体化は完全ではなく、神永の顔や手足がウルトラマンの体に不自然に付いているように見えます。
特に顔は神永のままでありながら、目や口が動かず、無表情で静止しています。
これは人間の感情や意思を持たない異質な存在であることを示しており、観客に恐怖を与えます。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由②変身する度に姿が変わる
「シン・ウルトラマン」の公開から今日5月13日で丸1年。米津玄師の主題歌のジャケットの色合いが綺麗だと思って作ったデジラマ画像。
ウルトラマンはやはり美しい。。。#デジラマ #シンウルトラマン pic.twitter.com/KPZTxDDGnQ— ITO NOBUHIKO(伊藤暢彦) (@itonobuhiko) May 13, 2023
シンウルトラマンは、必要に応じてベーターカプセルという装置で巨人に変身します。
しかし、この変身は一定ではなく、状況や目的に応じて姿が変わります。
例えば、初登場時は細長い体型で赤い目をした姿でしたが、次回登場時には筋肉質で銀色の目をした姿になりました。
また、戦闘時には腕や背中から光線を発射するために形態変化を行います。
これらの姿はどれも従来のウルトラマンとは異なりますし、予測不能な変化は観客に不安や違和感を抱かせます。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由③無機質で冷徹な戦闘スタイル
「シン・ウルトラマン」の公開から1年。リピアがいなければ、彼がこんなことしてたんじゃないかな〜??なんて妄想して作ったデジラマ画像。この画像作ってからも1年経つのか。早いなぁ〜#シンウルトラマン #デジラマ #ゾーフィ pic.twitter.com/8ANYV7yHs2
— ITO NOBUHIKO(伊藤暢彦) (@itonobuhiko) May 13, 2023
シンウルトラマンは、禍威獣や敵性外星人と戦う際に、無機質で冷徹な戦闘スタイルを見せます。
彼は人類に配慮した戦法をとることはありますが、それはあくまで自分の目的のためであり、人間の感情や倫理には関心がありません。
例えば、禍威獣ネロンガを倒す際には、その頭部を掴んで引きちぎり、血しぶきを撒き散らしました。
また、敵性外星人ザラブやメフィラスと戦う際には、彼らの正体を暴露したり、脅迫したりしました。
これらの行動は人間の道徳観とは相容れないものであり、観客に嫌悪感を与えます。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由④人間社会に居場所がない
https://twitter.com/555godzilla/status/1657295452021358592?s=20
シンウルトラマンは、神永と一体化しているため、人間社会に居場所がありません。
彼は禍特対の一員として人類を理解しようとしますが、その正体が知れ渡ると政府や世論から疎まれます。
特に、自分が生物兵器に転用できることが宇宙中に知れ渡ったことで、人類は危険な存在として殲滅されることになります。
彼は自己犠牲を厭わず人類を守ることを選びますが、その結果、異次元に飛ばされてしまいます。
彼は人間でもウルトラマンでもなく、どこにも属さない孤独な存在です。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由⑤光の星からの使命感
テーマ「横」
シンウルトラマン、横から撮るだけでも十分美しい。#シン・ウルトラマン pic.twitter.com/BxLuIcLoST
— 真・井野尾 せつな (@inouzero_dxd) June 1, 2023
シンウルトラマンは、光の星からやってきた外星人であり、地球における使命感を持っています。
彼は地球の生態系や文明に興味を示しますが、それはあくまで自分の種族のためです。
彼は地球に放置されていた生物兵器である禍威獣を駆除することで、地球の安全を確保しようとします。
しかし、その過程で人類や他の外星人と衝突することもあります。彼は自分の正義や目的を貫くために、必要ならば暴力も辞さない姿勢を見せます。
これは人間の価値観や利益とは異なるものであり、観客に不信感や敵対心を抱かせます。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる理由⑥ウルトラマンらしさがない
「ゴメス」と命名#シンウルトラマン #ムービーモンスターシリーズ #デジラマ pic.twitter.com/YsSeeWQUFr
— 玩人(がんじん) (@bmVbLSkqVgjCi4Q) June 4, 2023
シンウルトラマンは、従来のウルトラマンと比べてウルトラマンらしさがないと言われることがあります。
これは主に以下の点によるものです。
- ウルトラマンのデザインが変わった
- ウルトラマンが喋らない
- ウルトラマンが変身ポーズや必殺技を使わない
- ウルトラマンが仲間やパートナーを持たない
- ウルトラマンが正義感や友情を感じさせない
全体的に大人向けウルトラマンといった感じでしょう。
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!に対する世間の声
シンウルトラマンも途中まで見たけど面白い!!!
ちょっとウルトラマンの動きが怖い時もあるけど— ぱに (@raisemoningende) May 24, 2023
- シンウルトラマンのメフィラス知らないと最近のCMに出てくる山本耕史、ただ怖いだけじゃん???
- シンウルトラマンが制作発表された最初の画像を見たときは『え、なんか怖い、、、』と気持ち悪がってた反面、ゴジラのような不気味路線で行くのかなと少し期待した。
- シンウルトラマンも途中まで見たけど面白い!!! ちょっとウルトラマンの動きが怖い時もあるけど
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!に関するSNS投稿
多くのファンがいるのも事実です。
☆ウォッチパーティ☆
2023/6/6 21:30~
シン・ウルトラマン pic.twitter.com/NxSgVqyVZD— 軍師ミノル (@minoru4160) June 6, 2023
シンウルトラマンが気持ち悪い!怖い!と言われる6つの理由について徹底解説!【まとめ】
シンウルトラマンは、人間と一体化した姿が不自然で、変身する度に姿が変わり、無機質で冷徹な戦闘スタイルを見せることで、観客に気持ち悪い、怖いという印象を与えます。
また、人間社会に居場所がなく、光の星からの使命感を持ち、ウルトラマンらしさがないことも、彼を不快に感じさせる要因となっています。
しかし、これらの特徴は、庵野秀明と樋口真嗣のタッグが描く空想特撮映画としての狙いでもあります。
彼らはウルトラマンの原点に立ち還りつつも、現代の日本社会におけるウルトラマンの在り方を問い直そうとしています。
シンウルトラマンは、私たちに新しい視点や感動を与えることができるかもしれません。
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