小麦の奴隷が続々と閉店！理由は素人の参入とコロナの影響について徹底解説｜BYRC

小麦の奴隷は堀江貴文さんが発案したエンタメパン屋です。

冷凍生地を使ってパンを焼き上げることで、パン職人が不要なオペレーションを実現しています。

また、クルトンをまぶしたザクザクカレーパンや、チーズやチョコレートなどをたっぷり詰めたパンなど、インパクトのある商品が多く、SNSでも話題になっています。

しかし、2021年10月から2023年5月までに約20店舗が閉店しています。閉店の理由は何なのでしょうか。

この記事では、小麦の奴隷の閉店一覧と閉店ラッシュの背景について解説します。

Contents

小麦の奴隷とは？

今日はまだあがりやす(*ﾟ▽ﾟ*)
みんな食べにきて欲しい pic.twitter.com/obsKfAmJvw

— 小麦の奴隷佐倉うすい店 (@dorei_sakurau) June 10, 2023

小麦の奴隷とは、堀江貴文さんが発案したエンタメパン屋です。

冷凍生地を使ってパンを焼き上げることで、パン職人が不要なオペレーションを実現しています。

2019年に大樹本店がオープンして以来、全国各地にFC展開をしており、2023年5月現在では約140店舗にまで拡大しています。

https://twitter.com/iD30eFZWaaEB4rZ/status/1667384233487405056?s=20

こちらは閉店した店舗の一部のリストです。

店舗名	閉店日	オープン日	営業期間
小麦の奴隷宇都宮店	2023年5月31日	2022年5月6日	約1年
小麦の奴隷那覇泊店	2023年4月30日	2022年11月2日	約6ヶ月
小麦の奴隷清水店	2023年2月28日	2022年4月28日	約10ヶ月
小麦の奴隷姫路駅前店	2023年2月28日	2021年11月18日	約1年3ヶ月
小麦の奴隷児島店	2023年2月20日	2022年8月17日	約7ヶ月
小麦の奴隷沼津店	2023年1月31日	2022年5月25日	約8ヶ月
小麦の奴隷金沢長坂台店	2022年10月31日	2021年11月11日	約1年
小麦の奴隷宮城柴田店	2022年10月30日	2022年8月25日	約2ヶ月
小麦の奴隷越谷蒲生店	2022年10月16日	2021年7月30日	約1年3ヶ月
小麦の奴隷住之江店	2022年10月15日	2022年6月2日	約4ヶ月

道の駅　新吉富にて
店名？で買ってしまいました。#小麦の奴隷 pic.twitter.com/4GugpWTiwU

— eiji (@eeeprom) June 3, 2023

冷凍生地を使っても、パン屋の経営には店長の情熱や知識、経理や顧客対応などのスキルが必要です。

しかし、素人や勢いで参入したオーナーや店長が多く、現実に直面して辞めてしまったケースがあったようです。

コロナ禍で独立支援の助成金などを受けやすい状況にあったこともあり、パン屋に興味があるだけで開業した人もいたと思われます。

しかし、参入は容易でも継続は困難で、赤字経営に陥って閉店するお店も多かったようです。

小麦の奴隷は田舎の方が成功するという考えで出店していましたが、都市部でも競争力を持つことができるお店もありました。

一方で、田舎でもパン屋が飽和している地域や需要が少ない地域もありました。

そのため、適切なマーケティングや分析ができていなかったお店は閉店に追い込まれた可能性があります。

以上のように、小麦の奴隷は急激な拡大に伴って閉店するお店も増えています。

今後はより厳しい経営環境になると思われますので、注目していきたいところです。

この記事では、小麦の奴隷という個性的なパン屋の閉店店舗一覧と閉店の理由について紹介しました。

小麦の奴隷は冷凍生地を使ってパン職人が不要なオペレーションと、ザックザクカレーパンなどの名物商品で全国にFC展開をしています。

しかし、店長人材の確保や素人の参入、立地戦略などの問題で閉店するお店も多くなっています。

小麦の奴隷は今後も状況に応じて経営戦略を見直していく必要があると考えられます。