昔から地震大国と言われている日本。
これから起こる可能性があると言われている地震もいくつかあります。
いつどこで自分が被害にあうかは分かりません。
しかし、被害に遭う前に、
少しでも地震についての知識を身につけ、
なるべく危険や苦難を回避したいですよね。
その為に少しでも役に立つ前兆現象について情報をまとめました!
いざというときの為に事前にしっかり情報を頭にいれ、準備や対策を行いましょう。
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地震が来る前に!準備すべき持ち物は?簡易トイレの作り方とやるべきこと
目次
地震の前兆現象はあるの?
できることなら、
地震がくることを事前に知っておきたいですよね。
そこで、地震が起こる前の「前兆現象」について調べてみると、
地震の前には
✓ 海洋生物の打ち上げ
✓ 地震雲の発生
が起こると、報告されていることが分かりました!
大地震前には海洋生物が打ち上げられる
巨大地震のおこる前には、
地盤同士がこすれ合い、強い電磁波が放出されることが分かっています。
海洋生物はそのような電磁派を感知する能力があり、
その電磁波による影響を受けて、
方向感覚が狂ってしまうからではないかと言われているんだとか。
地震の発生前に打ち上げられることがある海洋生物として有名なのは
・イルカ
・深海魚 リュウグウノツカイ
・メガマウス
などです。
なかでも幻のサメと呼ばれている、
深海に住むメガマウスが水揚げされることはかなり珍しく、
メガマウスが水揚げされた
その後2ヵ月の間に、M6.0以上の地震が起こるといわれています。

実際にメガマウスが打ち上げされた時期と
地震がきた時期を比較してみると・・・
・2003/08/07 静岡県 → 2003/09/26 十勝沖地震(M8.0)
・2005/01/23 三重県 → 2005/03/20 福岡県西方沖地震(M7.0)
・2007/06/07 神奈川県→ 2007/08/01 沖縄県北西沖(M6.1)
・2011/01/04 三重県 → 2011/03/11 東日本大震災(M9.0)
・2013/09/03 神奈川県→ 2013/10/26 福島県沖(M7.1)
そして2016/04/15 三重県 尾鷲漁港でメガマウスが水揚げされました。
網にかかっていたのは4/13だったようで、4/14日には熊本地震…。
このようにかなり高確率で地震が起きています。
地震を察知して逃げてきたのでしょうか?
やはり海洋生物には地震を察知する何かの能力があるのかもしれません…。
地震の前兆現象として地震雲が発生する?!
地震雲とは?
地震の前ぶれとして異常な形をした雲が目撃されます。
雲の形は放射状・渦巻状・直線状の雲など、様々な種類があります。
気象上の雲や飛行機雲は風に流され移動するのに対して、
地震雲は移動せずに同じ場所で長時間見られるのが特徴です。
◆発生する期間:地震発生2週間前~直前
出典元:地震雲について 地震情報サイトJIS「地震の前兆現象」
地震雲は地震の前兆現象としてはかなり有名ですね。
ちなみに、地震雲にはいくつかの種類があります。
1.帯状地震雲

発生までの期間の目安:雲が長く続いているほど、発生が近い
揺れの大きさの目安 :色が濃い・幅が広いと大きい
最も多く目撃される地震雲。
2.放射状地震雲

発生までの期間の目安:数日以内
揺れの大きさの目安 :長さが長い・色が濃いと大きい
震源方向より、数本の雲が放射状に伸びている雲。
3.断層状地震雲

発生までの期間の目安:2~3日以内
揺れの大きさの目安 :大きい
雲と青空が2層にはっきり分かれているのが特徴。
4.肋骨状地震雲

発生までの期間の目安:2時間後~24時間以内
あまり見られない珍しい雲。
5.竜巻状地震雲

発生までの期間の目安:8日以内
目撃された付近で発生することが多い。
垂直であるほど震源地は近く、150km以内である可能性がたかい。
飛行機雲と似ている為、注意が必要。
雲の形によって発生場所や時期が異なるので、
気になる雲を見つけたらどの種類に当てはまるかチェックしておきましょう!
前兆現象をまとめたありがたいリストを発見したので、
貼っておきますね。
目を通しておきましょう!

出典元:フライデー 9/9号 8/26付《要チェック!》【保存版】これであなたも生き延びる!絶対来る【巨大地震】の「前兆現象20」完全リスト
まとめ
地震が起こる前には、
いつもと違った現象が何かしら起こっています。
特に自然や、動物たちの行動には日頃より目を向けるようにし、
いち早く危険を察知して、災害から身を守りましょう。
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