台風による体調不良、第4弾。
今回は「めまい」についてです。
めまいがおこる原因や、同時に併発する吐き気や眠気との関係、対処方法を紹介します!
台風の体調不良全般はこちら。
頭痛編はこちら。
喘息編はこちら。
くしゃみ、鼻水編はこちら。
目次
台風が近づくとなぜめまいが起こるの?原因は?
台風が近づくとめまいが起こる原因は、台風の低気圧にあります。
皆さん、飛行機に乗っている時や新幹線に乗車していてトンネルに入る瞬間など、
耳がツーンとなった経験はありませんか?
この耳がツーンとなる理由は、鼓膜の内側と外側に圧力差が生じた場合に起こると言われています。
飛行機に乗ると高度が上昇し、気圧が急激に変化する為、圧力差が生まれて耳がツーンとなる現象が起きます。
耳の中の内耳には、気圧の変化に対応する為の「三半規管」という器官があります。
三半規管は、外気と圧力の調整を行ってる重要な器官。
この三半規管が刺激されることによって、めまいが起こることがあります。
ちなみに車酔いも、三半規管が気圧の変化で刺激されることによって起こる現象です。
もう一つは、体調不良が起こる全般の理由として「自律神経の乱れ」があります。
低気圧の影響を受け、自律神経の2つの神経である
・交感神経
・副交感神経
のバランスが崩れることによって、体調不良がおこります。
■自律神経の整え方はこちらを参考にどうぞ。
台風の影響起こるめまい、吐き気や眠気も併発するのはなぜ?
三半規管が台風の気圧の影響を受けて起こることが原因のめまいは、
吐き気を伴うことが多いと言われています。
さまざまな症状を発症する理由は、空気中の酸素濃度に原因があります。
気圧の変化で空気中の酸素量が下がると、脳に必要な量の酸素を送れなくなり、酸素欠乏になることで
・眠気
・吐き気
・だるさ
などが起こります。
低気圧と人間の体は、密に関係しているのです。
台風で起こる急なめまい、効果的な対処法はコレ!
1.安静に
突然のめまいで動けない…
こんな時は無理をせずに、横になり、じっとしておきましょう。
横になれない場合は、せめて座って安静にしましょう。
光や音の刺激は、めまいを悪化させてしまうので、テレビやスマートフォンなどは控えましょう。
頭を動かさないように、暗い静かな部屋で安静にするのが1番です。
2.衣類の締め付けをなくして、楽にする
台風の時期は締め付けの多い服は避けましょう。
めまいが起こった時には、締めているベルトやネクタイは緩めて、楽にしましょう。
3.深呼吸
気圧の影響で酸欠状態になり、血流が悪くなっているので、
深呼吸をして、酸素を体内に取り入れましょう。
頭痛も併発している場合は、特に有効です。
一度めまいを起こすと、元に戻るまでに時間が掛かるので、無理をせずにゆっくり過ごしましょう。
長期的にめまいが続く場合は、他の病気の可能性もあります。
めまいを起こす病気はたくさんあるので、早めに医療機関で検査をしましょう。
まとめ
気圧の変化は、人体にさまざまな影響をもたらします。
少しでも体調が悪いな…と感じた時には、無理をせずにゆっくり過ごすようにしましょう。
天気予報も頻繁にチェックし、事前に自律神経を整える予防を行いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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