ノロウイルスやコロナウィルスなどの対策、殺菌はもちろん、
カビの除菌や消臭など様々な用途で使える
「次亜塩素酸水」ですが、
いざ次亜塩素酸水を買おうと思って見て見ると
様々なメーカーが販売していて、とにかく種類が多い。。
どれにするか、何が良いのかかなり悩みますよね(^^;
私のように次亜塩素酸水の購入を検討しているけど、
・どれにすればよいのか分からない・・・
・種類がたくさんあるけど、違いは?
・安く買えて効果の高い次亜塩素酸水ってどれだろう
とお悩みのママさんの為に、
・ 次亜塩素酸水の種類
・ 次亜塩素酸水の正しい選び方
・ おすすめの次亜塩素酸水
を実際の私の検討~購入の経緯を踏まえてご紹介しますので
是非参考にされてください^^
市販のおすすめ次亜塩素酸水には種類がある
まず、次亜塩素酸水は生成方法(作り方)で種類が異なり、
それぞれにメリットデメリットがあります。
今では様々なメーカーから販売されているので
一見たくさん種類があって悩む・・・と思われがちなんですけど、
次亜塩素酸水の元である “次亜塩素酸” の種類自体は大きく分けて2つ。
生成方法(作り方)が
電気分解 か 中和
の2種類になります。
1.電気分解の場合
電気分解というのは、
水と塩を電気分解して次亜塩素酸を作る方法です。
メリットとしては、
- 1度にたくさん作れる
- 安全な生成方法である
ということ。
デメリットは、
- 高濃度のものは作れない(30~50ppmのみ)
- 長期保存ができない
と言う点です。
2.中和の場合
中和というのは、
次亜塩素酸によく似た名前の「次亜塩素酸ナトリウム」というものに
薄い塩酸(または炭酸)と水を加えて中和させて、次亜塩素酸を作るという方法です。
ここで注意しておかなければならないのが、
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは
名前が良く似ているので、同じものと思われがちですが
全く別の物質だということ。
実際、次亜塩素酸ナトリウムの方が安くて
手に入れやすいのですが、
次亜塩素酸水の代用品にはなりません。
つまり、自分で次亜塩素酸ナトリウムを購入して、
水や炭酸と混ぜても、決して次亜塩素酸水にはならないということです。
次亜塩素酸ナトリウムはキッチン洗剤やお風呂の除菌剤などで使用されていますが
次亜塩素酸ナトリウムの使われている洗剤を見ると、
「混ぜるな危険」という注意書きが必ずしてあります。
これは万が一、酸性洗剤などと混ぜてしまったら
猛毒の塩素ガスが発生してしまい、
命に関わるほど危険だからなんです。
次亜塩素酸水と違って
スプレーや加湿器等で噴射して使ってしまうと、
皮膚や内臓など、人体に深刻なダメージを与えてしまう事もあります。
ですので、次亜塩素酸ナトリウムではなく、
必ず「次亜塩素酸水」を購入しましょう。
このように、塩酸を使用した中和水の生成にはかなりの危険が付きまといます。
メリットとしては、
- 長期保存が可能
- 高濃度の物が作れる(~500ppm程度)
ということ。
デメリットとしては先程説明したように塩酸を使用する為、
- 生成方法に危険が付きまとう
と言う点です。
ちなみに生成方法で効果が左右されることはなく、
電解水でも中和水でも、強力な殺菌・消臭効果が見込めます。
効力自体は 溶液の濃度(ppm)によって変わってきます。
市販のおすすめ次亜塩素酸水の中には厚生労働省認可のものがある!
ちなみに、次亜塩素酸水の中には、
厚生労働省から食品添加物として認められているものがあります。
殺菌もしっかりできて、且つ食品添加物として認定されているということは、
より安全なものであると認識できますし、
子供がいると出来るだけ安全なものを使いたいと思いますよね。
ただし。
厚生労働省が認めている次亜塩素酸水は
かなり厳格な決まりが定められていて、
上記で説明した電気分解して作られたの次亜塩素酸から、
更に細かくpH(水の性質を表す値)によって
- 強酸性次亜塩素酸水
- 弱酸性次亜塩素酸水
- 微酸性次亜塩素酸水
の3種類に分けられます。
それぞれ超簡単に説明すると、
名前の通り、強酸性次亜塩素酸水は強酸で取り扱いに注意が必要。
弱酸性次亜塩素酸水も、弱酸性とはなっていますが、
pH値は2.7~5.0と幅広いので注意が必要。
弱酸性次亜塩素酸水は、
皮膚や臓器など人体への影響が少ないので、最も安心使えるものになります。
詳しいpH値や専門的な製造方法が知りたい方は、
こちらの資料をチェックしてみてくださいね。
→ 次亜塩素酸水についての参考資料 引用:厚生労働省
何が言いたいのかというと、正真正銘
厚生労働省が認可している次亜塩素酸水というのは
ほんの一部だということです。
食品添加物として厚生労働省から認められているのは
各都道府県知事から添加物製造業許可を受けている事業者の生成装置から作られる
有効塩素10~80mg/kg(ppm)のものだけに限られてるんですね。
つまり、厚生労働省から指定されている
決められた機械を使い、認められた業者のみが
電気分解して作った次亜塩素酸水のみ
認可されている次亜塩素酸水になるんです。
実際に平成14年に厚生労働省が発表した
次亜塩素酸水の食品添加物に関する資料には以下のような記載があります。
「次亜塩素酸水」については、添加物そのものではなく生成装置が主として流通することになることから、成分規格に適合する次亜塩素酸水が生成されることを担保するため、基原物質や隔膜の有無等についても成分規格内で特定しようとするものです。
引用元: 厚生労働省医薬局食品保健部基準課
つまり、専用の生成装置あっての次亜塩素酸水ということなのです。
ということは、ドラックストアやネットスーパーで
パッキングされてて販売されているものは
いくらうまく書かれていたとしても、
厚生労働省が認可しているものではない。
ということになるので、覚えておきましょう。
ちなみに実際に認可されている次亜塩素酸水の機械を調べてみたところ
森永乳業さんから販売されているんですが・・・
とてもじゃないですけど、
一般人がノロ対策や家の除菌の為に、
普通にポチっと変える値段じゃありません。。
普通に販売されている次亜塩素酸水の商品ページを見ると、
「食品添加物と同じ成分で安全です」という記載を
多くの商品で見かけます。
嘘書いてるの!?と思うかもしれませんが、
そういうわけではないんです。汗
ややこしいんですが、
例えば、先程混ぜると危険だよ!とお伝えした
「次亜塩素酸ナトリウム」もそれ自体は食品添加物として認定を受けているので、
食物添加物が~と説明に書かれていても、
別に表記自体は悪くないんですよね。
他には、
「塩と水を電気分解で作成して、
次亜塩素酸ナトリウムを食品添加物指定の炭酸と・・・」
と、電気分解 と 食品添加物 というワードを入れて書かれていたりして
一見、厚生労働省認可と勘違いしやすい説明の商品もたくさんあります。
というかほとんどそうかもしれません・・・(^^;
紛らわしい説明のものばかりですが、
厚生労働省が食品添加物に認定している次亜塩素酸は
有効塩素濃度は10~80ppmのものになります。
この濃度を基準に見ていくと、
市販で売られている次亜塩素酸水は
これよりも高い濃度の200ppmか500ppmのものが多いので、
= 認定されていないものという判断ができるので
覚えておくと便利ですよ^^
ここまで説明すると、
厚生労働省認可のものは安全だけど普通に手に入るものじゃない。
かといって、市販のものは認可されてないから
危険だし買わない方が良い。
ってイメージがついてしまったかもしれないんですけど、
決してそうではありません!
次亜塩素酸水自体は、危険なものではなく、
用途に合わせて適切な使用方法で使えば、全く危ないものではないので安心してください^^
むしろ、その他のアルコール類に比べて
基本的に塩と水からできているので、安全性も高いです。
正しいものを選んで、上手に使えば、
殺菌力や消臭効果も高い便利アイテムですよ♪
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市販のおすすめ次亜塩素酸水の選び方のポイント!
種類が分かったところで、
自分にあった次亜塩素酸水を正しく選ぶポイントを紹介しますね!
1.製造方法・原材料・成分・濃度・製造年月日・保存期間の記載があるかをチェック!
まずは商品ページを見て、
- 製造方法
- 原材料・成分
- 濃度
- 保存期間
- 製造年月日
がきちんと記載されているかをチェックしましょう。
製造方法が「電気分解(電解水)」かどうか
先程説明したように、
電気分解で生成された次亜塩素酸水の方が、安全性が高いです。
原材料、成分に「塩酸」が使われていないこと
基本的に次亜塩素酸水の材料は
「水」と「塩」のみです。
水と塩を電気分解して次亜塩素酸を作ります。
ただ先程説明したように、次亜塩素酸ナトリウムと中和させて作る場合、
次亜塩素酸ナトリウムに塩酸または炭酸を中和させて作ることになります。
この時に塩酸を使って作った場合、
長時間置いておくと
大きく酸性に偏ってしまう可能性があるので非常に危険です。
ですので、原材料や成分の表記に
「塩酸」「希塩酸」がある商品は避けるようにしましょう。
逆に炭酸が使用されている場合は、
炭酸水素イオンの働きでpH濃度がきちんと保たれるので、
安心して使用することができますよ^^
濃度をチェック!
次亜塩素酸水は使用目的によって、原液水で濃度を希釈して(薄めて)使います。
なので、元の正しい濃度が分からないことには
正しい濃度にできなくなってしまうので、
原液の濃度がどの程度のものなのかしっかりチェックしておきましょう。
保存期間をチェック
次亜塩素酸水は成分が変質しやすく、
製造後すぐに劣化が始まります。
なので、保存期間がどれくらいあるのかをチェックしておきましょう。
電気分解して作られた次亜塩素酸水の保存期間の目安は
未開封で、半年~1年間です。
ちなみに混合で作られた次亜塩素酸水の保存期間は
3ヵ月~半年と短くなっているので
これも踏まえて保存期間をチェックしてみてください。
製造年月日の記載があるかどうか
先程説明したように、次亜塩素酸水は劣化しやすく、
時間が経つとただの水になってしまうので、
普通の除菌消臭剤よりも、保存期間がとても短いです。
ですので、製造されてから時間がたっているものは
それだけ効果が落ちてしまっているということになります。
実店舗で購入する場合は、
製造年月日がしっかり表示してあり、余裕があるものを選べびましょう。
通販などのネットショップで購入する場合は、
確認が難しく、古い在庫のものが送られてくることがあります。
その為、ネットショップを利用する場合は、
最近のレビューがたくさんある・件数が多い・販売数が多い など
なるべく人気があり、販売数が多そうな店舗を選ぶと良いでしょう。
又は、注文後に製造してくれる店舗であれば尚GOODです!
2.商品の説明がきちんと書かれているか
成分→○○
製造年月日→○○
と言った簡潔な感じではなく、
- どのように製造されて
- どのようなシーンで使用できるのか
- どうやって使うのか
など
詳しく書かれているかチェックしましょう。
ただし、詳しく書かれていたとしても
さきほどお伝えした通り、
厚生労働省認可のものはパッキングされている市販品ではないにも関わらず
あえて厚生労働省の名前をドン!と大きく表示していたり
勘違いしてしまいそうなややこしい説明を
延々としているような不誠実な商品は
1のような記載があるかどうかや、
口コミ等を見てから決めた方が良いでしょう。
3.パッケージは遮光のものかどうか
次亜塩素酸水は日差し(紫外線)に弱いので、
普通のボトルを使ってしまうと、
塩素と酸素に分解されて効果がなくなってしまうので、注意してくださいね。
分解されるとただの水になってしまいます。汗
ですので商品説明に遮光パッケージ(ボトル)という記載があるかも
しっかりチェックしておきましょう。
3.自分が次亜塩素酸水に求めるものを書きだしてみる
選ぶポイントが分かったところで、
購入する前に、
自分が次亜塩素酸水に求めるもの、
次亜塩素酸水の使用目的を1度書き出して見ましょう。
例えば、
- どのような使用目的か
(トイレのみなのか、家全体の殺菌や消臭に使うのかなど) - 一人暮らしか・家族5人暮らしか
など。
使用目的や生活スタイルによって、
・多目的、大家族の人
→ 低価格で大容量のタイプ
・独身、使用目的が限定されている人
→ 少量のスプレータイプ
という感じで容量や種類も変わってきます。
書き出して使用目的を明確にすることで
自分のにあった次亜塩素酸水を選ぶことができますよ^^
次亜塩素酸水のオススメはコレ♪
私も実際購入前に
私が次亜塩素酸水に求めるものを思い返してみました。
- ノロウイルスを退治できるもの(トイレや嘔吐物への殺菌効果)
- 安いもの
- 安全性の高いもの
この3つが私の求める条件だったので、
この条件に当てはまる商品を探していきました。
候補にあがったのがこの3つ。
1.次亜塩素酸水で薄めてジアニスト 高濃度500ppm 大容量2500mL
原材料は「水」と「塩」と「炭酸」のみ!
ただ、炭酸があるってことは製造方法は中和かな?
でも塩酸やアルコールは不使用なので安心♪
且つ、遮光パッケージで
製造後2日以内のものを発送。
そして、とにかく安くて量が多い!
私が調べた中で、この価格では1番量が多かったです。
そして口コミも悪くなかったので印象◎
2.次亜塩素酸 @クリア 2000ml
amazon choiceの商品で、
レビュー数もかなり多い人気商品。
楽天でもかなりのレビュー数と
商品も3本セットや加湿器セットなど
かなりの種類が豊富!
百貨店でも取り扱いが開始されたんだとか。
材料は塩と純水のみで電気分解の製造方法なので安心♪
ただ、製造後の商品をすぐに発送って書いてあるけど、
評価の低いレビューの内容として
・届いたときには水だった
・前と匂いが違う
といったレビューがちらほら。
商品ページに遮光パッケージの記載がなかったから、
パッケージが遮光じゃないのかな?と
そこがちょっとひっかかる。
3.バイバイ菌 次亜塩素酸 スターター2点セット
名前が可愛い(笑)
材料は、水・塩・炭酸のみ。
これも製造方法は中和水かな。
製造から3日以内のものを発送なので
フレッシュさは◎
空の遮光スプレーボトルがセットでついてるので、
届いたらすぐに使えるのも便利♪
商品ページも使用方法の記載があって
どういう所に使えるのかが明確で分かりやすい♪
ちなみに、購入がamazonやY!shoppingの場合でも、
商品説明は楽天がかなり詳しく書かれているので
1度チェックした方がいいですよー!
各商品の種類(ボトルセットとか5本セットとか)も
楽天は結構いっぱいありました。
上記全ての次亜塩素酸水で唯一共通するのが
商品の濃度が500ppmであるということです。
次亜塩素酸水には濃度があって、
濃度が高い程[marker type=”line-h” color=”red”]殺菌力[/marker]もあがります。
嘔しゃ物の処理やトイレの除菌、
生ごみの消臭、おむつの消臭、カビの除菌などに使う場合は、
高い殺菌力が必要となるので、
上記のような使用目的はもちろん、
当初の目的であるノロウイルスの対策などで使う場合は、
500ppmの次亜塩素酸水を使った方が効果的です。
販売されている次亜塩素酸水を見ると、
500ppm または 200ppmが多いので、
ご自身の使用目的にあったものを選びましょう。
ただ、様々な目的で使いたい!という方は、
次亜塩素酸水は元々高い濃度の物であっても
水で濃度希釈して使うことができるので、
500ppmのものを購入して希釈して使った方が、
濃度の低いものを購入するよりも、
使える幅は広がって便利ですよ^^
私は様々な場所で使いたいので、
今回は上記で紹介したような大容量で安いものを探しました。
私と同じように多目的で家族も多いという方は、
低価格で大容量なものがおすすめです♪
逆に、トイレの除菌と消臭だけで使いたいとか
使用目的が限定されていたり、
一人暮らしの人でささっと使えるものが良いのであれば、
ノロキラーなどの
小容量でさっと使えるようなスプレータイプが良いと思います。
上記のバイバイ菌などは、
スプレータイプも販売されているので
販売ページをチェックしてみてくださいね。
ちなみに私は今回は1番のジアニストを購入しました♪
あ、ちなみに大容量の物を購入する時は、
先に使用用途を考えて、
必要であろう分の詰め替え用のスプレーの購入もお忘れなく!
そして詰め替え用のスプレーは必ず遮光ボトルを用意しましょう。
次亜塩素酸水は日差し(紫外線)に弱いので、
普通のボトルを使ってしまうと、
塩素と酸素に分解されて効果がなくなってしまうので、注意してくださいね。
詰め替えのスプレーボトルや
それぞれの目的にあった希釈濃度については
次の記事で書きますね。
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次亜塩素酸水の種類と正しい選び方。市販でおすすめはコレ♪まとめ
次亜塩素酸水はかなり便利な殺菌消臭剤なので、
是非1本は常備しておきたいですね。
今年は次亜塩素酸水でノロウイルスやコロナウィルスはばっちり退治してやりましょう!(* ̄0 ̄)/
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