きょう午前9時半ごろ、東京・中央区八重洲の地上51階、地下4階建てビルの工事現場の7階部分でクレーンにつり下げられた長さ30メートルほど、およそ15トンの鉄骨の「梁」の上で男性作業員5人が作業をしていました。 警視庁によりますと、「梁」は下から別の複数の鉄骨で支えられていましたが、クレーンのワイヤーが何らかの原因で外れ、「梁」とともに作業員5人が3階部分に落ちました。このビルは大林組が代表の共同企業体が担当していて、2021年に着工し、2025年に完成予定でした。 大林組は「⼯事に従事される⽅の安全を守れなかったことは悔恨の極み」「事故原因の究明に全⼒を挙げて取り組み、再発防⽌の徹底に取り組んでまいります」とコメントを発表しています。