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可逆性脳血管攣縮症候群とは?ロッテ沢村拓一投手が患った病気について徹底解説

可逆性脳血管攣縮症候群とは?ロッテ沢村拓一投手が患った病気について徹底解説

プロ野球・ロッテの沢村拓一投手(35)が、頭痛の症状で入院していたことが10日に明らかになりました。

検査の結果、「可逆性脳血管攣縮症候群」という診断を受けたということです。

すでに退院しており、軽い運動は再開していますが、今月末までは高度な運動は禁止されています。

今季は3季ぶりにロッテに復帰した沢村投手ですが、この大事な時期にチームを離れることになりました。

可逆性脳血管攣縮症候群とは

可逆性脳血管攣縮症候群とは、脳の血管がけいれんを起こし、激しい頭痛やめまい、吐き気などの症状を引き起こす病気です。

原因は不明ですが、ストレスや高血圧、妊娠や分娩、髄膜炎などが関係していると考えられています。

通常は数週間から数ヶ月で自然に治ることが多く、後遺症も残らないことがほとんどです。

しかし、稀に脳梗塞やくも膜下出血などの重篤な合併症を起こす可能性もあります。

治療法は特にありませんが、頭痛の軽減や合併症の予防のために、鎮痛剤や血管拡張剤などの薬物治療が行われます。

沢村投手の経過

沢村投手は7月31日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で登板した際に頭痛を感じたということです。

その試合ではサヨナラ打を浴びて負け投手になりましたが、日米通算1000投球回を達成するという節目の試合でもありました。

その後も頭痛が治まらず、8月2日に出場選手登録を抹消されました。

都内の病院で検査入院し、「可逆性脳血管攣縮症候群」と診断されたことが10日に球団から発表されました。

沢村投手は7日に退院し、ZOZOマリンでジョギングやキャッチボールなど軽い運動は再開していますが、今月末までは高度な運動は禁止されています。

今季の成績と今後の見通し

沢村投手は今季、3季ぶりにロッテに復帰しました。

巨人やMLBボストン・レッドソックスで活躍した経験を生かし、リリーフ陣の精神的な柱としても貴重な存在となっています。

29試合に登板し、4勝3敗2セーブ13ホールド、防御率5・14という成績を残しています。特に7月は8試合に登板して無失点で、チームの首位争いに貢献していました。

しかし、この大事な時期にチームを離れることになりました。

沢村投手は球団を通じて「脳の血管がけいれんを起こし、激しい頭痛を起こす症状ですが、完治すると説明を受けていますので、しっかりと向き合いながら治療をしていきたいと思います。

この大事なタイミングで、投げることができないのはとても悔しいですが、ベストパフォーマンスを発揮するためには今はまず治すことが大事だと思っています。

幸い、MRI画像上の所見では改善傾向にあるとのことですので、ファンの皆様とグラウンドで再会できる日を楽しみに、治療に取り組んでいきます」と話しています。

可逆性脳血管攣縮症候群」とは?ロッテ沢村拓一投手が患った病気について徹底解説【まとめ】

プロ野球・ロッテの沢村拓一投手が、「可逆性脳血管攣縮症候群」という診断を受けて入院していたことが10日に明らかになりました。

すでに退院しており、軽い運動は再開していますが、今月末までは高度な運動は禁止されています。今季は3季ぶりにロッテに復帰した沢村投手ですが、この大事な時期にチームを離れることになりました。

沢村投手は完治すると説明を受けており、ファンの皆様とグラウンドで再会できる日を楽しみに治療に取り組んでいくと話しています。

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