2022年10月4日に『世界仰天ニュース』で、1980年代に起きた『ココ山岡』の事件が取り上げられていました。
1990年前後ではテレビ番組に商品提供をしていて、当時人気のある宝石会社でした。
有名な会社と言うことで、多くの人が詐欺に遭ってしまったという詐欺事件の中心的な会社ですね。
本記事では、ココ山岡のデート商法の真相と、結局ダイヤは本物だったのかなども検証をしていきます。
・【ココ山岡 デート商法】ココ山岡とは?
・ココ山岡のデート商法(宝石詐欺事件)の真相は?
・ココ山岡のデート商法に登場したダイヤは本物だったのか
・ココ山岡のデート商法に関してSNSでの反応
【ココ山岡 デート商法】ココ山岡とは?
被害者10万人の詐欺事件を再現!年間630億円の売上を記録し、宝石の一大ブランドだった宝石店、ココ山岡。
やがて若者たちに目をつけ、さらに売上を伸ばすある奇抜なシステムを思いつく。その衝撃のセールス方法とは⁉︎
\📺明日よる9時/
2時間スペシャル#仰天ニュース#笑福亭鶴瓶 #中居正広 pic.twitter.com/xGQOB5pd1x— ザ!世界仰天ニュース【公式】 (@gyoten_ntv) October 3, 2022
店舗名 | ココ山岡 |
設立 |
1967(昭和42年)
|
詐欺手法 |
5年後買い戻し商法
|
ココ山岡は1967年に神奈川県横浜市元町で、設立されました。
その後に、日本国内にチェーン店を、展開していったのです。
当初としては珍しい『買戻し商法』を全国敵に展開していきましたが、1997年に突然横浜地方裁判所から破産宣告を受けて倒産しています。
全国的に知名度を高めるとともに購買者に信頼を与えるために、積極的にテレビ番組に商品を提供していきました。
たとえば、テレビ朝日の『100万円クイズハンター』や、フジテレビ系の『志村けんのだいじょうぶだぁ』、『とんねるずのみなさんのおかげです』など、商品を提供したのです。
当初は、こうしたブランディング方法があまり考えられていなかったため、斬新なマーケティング戦略的が企業間で注目を浴びていた可能性はあります。
しかも、商品提供によって思惑通り、店舗名の名前が目立ち有名となったのです。
誰もが知る宝石店と言うことで、信頼性はかなり高くなりました。
そうした知名度を利用して、詐欺事件に発展していったのは多くの人にとっても衝撃的なことだったでしょう。
ココ山岡のデート商法(宝石詐欺事件)の真相は?
元カレがデート商法で騙されて100万円のダイヤをローンで買わされてたけど、
あれもココ山岡なのか?
しかし騙されたという実感を本人が持ってなくてワロタなw
後生大事にプレゼントした腕時計とか車のシフトレバーにずっとつけてたしw今考えると相当ダサい人だったなw
人の事あんまり言えないけどw— †フリージア† (@freesiamyfamily) October 4, 2022
ココ山岡の詐欺事件は『デート商法』というより、『5年後買い戻し商法』と呼ばれる手法です。
これは、ダイヤを買ってから5年後に、販売額と同じ額で買い取られるというものです。
たとえば、ダイヤを買って5年間身に着けて使っていたとしても、5年後に買った金額と同じ額で買い取ってくれるので、購入者はノーリスクでダイヤを買う事が出来ます。
ココ山岡はダイヤの希少価値を説明し、将来的に価値が高騰するという説明をします。
このような説明を受けると、一定数のお客さんは買っていくのです。
ただ、こうした説明の大半はウソで、当時のダイヤは値崩れしていました。
人の先入観と言うのは恐ろしいもので、『ダイヤ=高価なもの』と言うイメージが強いので、資産価値は十分にあると思われていたのです。
つまり、当時のダイヤの値段は値崩れしていて、将来的に値段が高騰することはありありませんでした。
当時は、携帯電話などやネット通信と言った情報機関は、2023年現在ほど発達していなかったので、ココ山岡の口コミや評価などを知る事が出来なかったのです。
当時は雑誌やテレビなどの情報を頼りに、新しいことを知るしかなかったので騙される人のほうが多かったのかもしれません。
『5年後買い戻し商法』は女性店員が3人一組で、一人のお客さんに接客をすることがマニュアル化されていました。
まず、一人目の店員は、店舗前で未婚でモテなさそうな男性を見つけ、店内に誘い込むのが役割です。
男性を誘い込む店員は、その役割からか容姿に優れている場合が多いです。
何気ない会話の中から、男性客の個人情報を聞き取って2人目の店員に伝えるまでが、1人目の女性定員の役割となっています。
2人目の店員の役割は、1人目の店員から伝えられた情報を信販会社に渡し、ローン契約の可否を判断するのです。
さらに、男性客に支払い能力があれば、3人目の店員と一緒にダイヤを買ってもらうように迫ります。
3人目の店員の役割は、2人目の店員と一緒にダイヤを買ってもらうのが役割であり、弁が立つ場合が多いです。
ココ山岡のデート商法に登場したダイヤは本物だったのか
ココ山岡のデート商法
牽引したのはテレビ局などメディアだったよね。
あれだけCMながし、番組の商品にし認知度向上に貢献し、被害者を拡大した。
その事実を棚上げにしてはダメだろ。#仰天ニュース— たま (@UOduO1g7rJ1JvlU) October 4, 2022
結論を言えば、ココ山岡が取り扱っていたダイヤは本物でした。
この辺りは、詐欺外車とは言え、頭の良い部分だったかもしれません。
つまり、本物のダイヤを使っていたので、ウソがウソだというのを見破られにくかった可能性があります。
ただ、ココ山岡で取り扱っていたダイヤは、金額の割に価値が低いものが多かったのです。
当時の人々は『ダイヤ=値段が高い』と言うイメージが強かったので、騙される人も多かったかもしれません。
いまほど情報機関が発達し、誰もがいろいろ調べられたとすれば、騙される人も少なかった可能性も否定できないでしょう。
ココ山岡のデート商法に関してSNSでの反応
そういえばココ山岡みたいなデート商法やってる貴金属売りの話って最近全然聞かないな もし今あっても流行らないんだろうなぁ
— 只野柴犬.makeup (@tadano_planet) November 23, 2019
ココ山岡のデート商法に関してSNSでの反応は、『もし、いまやっても流行らないだろうね』と言う意見がありました。
確かに、ココ山岡の手法は詐欺じゃないにしても、今ではありふれた手法となっています。
筆者的には『5年後買い戻し商法』といいうのは、『気に入らなければ返品・返金します』と同じだと思っています。
ただ、海外では商品が気に入らなければ、返品できるそうですが、日本では上記のようなことが記されていても、返品や返金はされない場合が多いです。
ただ、当時のココ山岡の手法というよりも、現在は色々な情報がすぐにわかるので、いずれにしても流行らない可能性はあるでしょう。
ココ山岡のデート商法(宝石詐欺事件)の真相は?結局ダイヤは本物だったのか検証【まとめ】
ココ山岡のデート商法は、『5年後買い戻し商法』のことです。
店舗前で容姿が優れている女性店員が、客引きをして未婚又はモテなさそうな男性を店内に入れます。
しかし、よくよく考えてみると、『モテなさそうな男性』として店内に入れられるというのは、色々と失礼な話ですね。
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