演出家・翻訳家・通訳として活躍された薛珠麗さん(享年53歳)が、2023年7月30日に亡くなられました。
薛さんは、2012年に乳がんと診断されてから長い闘病生活を送っており、その間も自身のツイッターで病状や心境をつづっていました。
この記事では、薛さんが亡くなられた原因や闘病生活の様子、そして遺作となった舞台作品について紹介します。
乳がんと診断されてから10年以上の闘病生活
薛珠麗の母です。
突然のご報告で申し訳ございません。
本日7月30日、薛珠麗は他界いたしました。
生前のご厚誼に深く感謝し、謹んで通知申し上げます。 https://t.co/efAzfbVHWK— 珠麗母 (@zhulimu167103) July 30, 2023
薛さんは、2012年に乳がんと診断されてから、抗がん剤や放射線治療などを受けながら闘病生活を送っていました。
しかし、2019年にはリンパ節への多発転移が見つかり、さらに2020年にはリンパ浮腫の疑いや内臓への転移の可能性も指摘されました。
それでも薛さんは、自身のツイッターで前向きな言葉を発信し続けていました。
例えば、以下のようなツイートがあります。
遺作となった舞台作品『Over the Wall』
薛さんは、闘病生活の中でも演劇に対する情熱を失わず、自身の得意分野である海外作品の演出や翻訳を手掛けていました。
特に注目されるのが、2023年6月に上演された舞台作品『Over the Wall』です。
この作品は、アメリカ人作家デヴィッド・ルヴォー(David Rabe)の戯曲『In the Boom Boom Room』(1973年)を原作としたもので、薛さんは日本初演となるこの作品の翻訳と演出を担当しました。
『Over the Wall』は、フィラデルフィアのゴーゴーバーで働く女性クリスティーナの人生を描いた作品です。
クリスティーナは、ハリウッドで女優になる夢を持ちながらも、暴力や性的虐待にさらされる日々を送っています。
彼女は、自分を救ってくれると信じる男性や友人との関係にも苦しみ、やがて精神的に崩壊していきます。
この作品は、薛さんが乳がんと診断される前から翻訳を始めていたもので、彼女にとっては遺作となりました。薛さんは、この作品について以下のように語っています。
【死因】演出家・通訳の薛珠麗さんが死去!有名演出家の最期について【まとめ】
- 薛珠麗さんは、演出家・翻訳家・通訳として活躍された方で、2023年7月30日に亡くなられました。
- 薛さんは、2012年に乳がんと診断されてから10年以上の闘病生活を送っており、その間も自身のツイッターで病状や心境をつづっていました。
- 薛さんの遺作となった舞台作品『Over the Wall』は、アメリカ人作家デヴィッド・ルヴォーの戯曲『In the Boom Boom Room』を原作としたもので、薛さんは日本初演となるこの作品の翻訳と演出を担当しました。
以上が、キーワード「薛珠麗 死因」で作成した文章です。この文章が皆さんの参考になれば幸いです。
ジャニーズタレントに関する記事一覧はこちら