2023年7月21日に同日公開される映画『バービー』と『オッペンハイマー』を組み合わせた『バーベンハイマー』というインターネット・ミームが話題になっているが、その中には原爆投下を軽く扱ったものもあり、批判の声が上がっている。
バーベンハイマーとは?
バービーの映画は公式がもう完全に原爆やキノコ雲のミーム化に乗っかってるから駄目だ。ファンが盛り上がってるだけで公式にはその意図がなかったなんて言葉じゃ救いようがない。終わってる。#NoBarbenheimer pic.twitter.com/ONg4YJeigO
— かろ (@aqbl_000) July 30, 2023
『バーベンハイマー』とは、2023年7月21日に同日公開される映画『 バービー 』と『 オッペンハイマー 』に関するインターネット・ミームであり、名称は両作のタイトルを掛け合わせたものとなっている 。
『バービー』は バービー人形 を題材にした グレタ・ガーウィグ のファンタジーコメディ映画で、『オッペンハイマー』は マンハッタン計画 の中心人物として 核兵器 開発に携わった ロバート・オッペンハイマー を題材にした クリストファー・ノーラン のスリラー映画だが 、作風が「正反対の作品」が同じ日に劇場公開されるという事態がインターネット上で話題となった 。
これは同日公開という両作の競合関係から生じた現象で、 カウンタープログラミング ( 英語版 ) の一種と分析されている。 日本では『バービー』が2023年8月11日に公開予定。
『オッペンハイマー』は公開日未定。 同日公開は実現しなかった。
原爆投下をネタにした動画が炎上
https://twitter.com/FG_Artist/status/1683088511069724672?s=20
しかし、『バーベンハイマー』というインターネット・ミームの中には、原爆投下を軽く扱ったものもあり、批判の声が上がっている。
例えば、YouTubeやTikTokなどの動画サイトでは、『バービー』の予告編やポスターに『オッペンハイマー』のシーンやキャラクターを合成したり、逆に『オッペンハイマー』の予告編やポスターに『バービー』のシーンやキャラクターを合成したりする動画が多数投稿されている。
その中には、『バービー』のキャラクターが原爆投下の瞬間に笑顔でポーズを取ったり、『オッペンハイマー』のキャラクターが原爆投下を祝福したりするような内容のものもある 。
これらの動画は、原爆投下をネタにした不謹慎なものとして、多くの視聴者から非難されている。 また、日本人や被爆者の立場からは、原爆投下を軽く扱うことに対する怒りや悲しみの声も上がっている。
以下は、動画サイトで見られる一部のコメントである。
– 「これはひどい。原爆投下は笑い事じゃない。何万人もの人が苦しんで死んだんだぞ」
– 「バーベンハイマーって何?バカなの?原爆投下をネタにするなんて許せない」
– 「私は広島出身で、祖父母は被爆者だった。この動画を見て涙が出た。こんなに無神経なことができる人がいるなんて信じられない」
– 「これは面白いと思ってる人は、歴史や現実を知らないんだろうね。原爆投下は人類の恥だよ。こんなことを笑える人は心が死んでる」
バーベンハイマーのミーム化で大炎上!キノコ雲や原爆投下をネタにした件について徹底解説【まとめ】
– 2023年7月21日に同日公開される映画『バービー』と『オッペンハイマー』を組み合わせた『バーベンハイマー』というインターネット・ミームが話題になっている。
– 両作は作風が正反対であり、カウンタープログラミングというマーケティング戦略で同時公開された。
– 両作を同時に鑑賞することを楽しむ観客も多く、トム・クルーズやクエンティン・タランティーノなどの著名人もこのトレンドに参加している。
– しかし、『バーベンハイマー』というインターネット・ミームの中には、原爆投下を軽く扱ったものもあり、批判の声が上がっている。
– 原爆投下をネタにした動画は、不謹慎で無神経なものとして非難されており、日本人や被爆者からは怒りや悲しみの声も上がっている。
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