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北朝鮮に行くとアメリカに行けないのは本当?米国の入国規制の理由と対策を徹底解説!

北朝鮮に行くとアメリカに行けないのは本当?米国の入国規制の理由と対策を徹底解説!

北朝鮮は世界で最も閉鎖的な国として知られていますが、実は日本人でもツアー会社を通じて観光で旅行することが可能です。

しかし、北朝鮮に行ったことがあると、米国への渡航が制限されるという噂を聞いたことはありませんか?この噂は本当なのでしょうか?

そして、なぜ米国は北朝鮮に行った人に入国規制をかけるのでしょうか?

この記事では、北朝鮮に行くとアメリカに行けないという話の真相や、米国の入国規制の理由と対策について解説します。

北朝鮮に行くとアメリカに行けないという話は本当?

https://youtu.be/2__COhY_Vqg

残念ながら、北朝鮮に行くとアメリカに行けないという話は本当です。

ただし、厳密に言うと、北朝鮮に行ったことがある人が米国に入国できないわけではありません。

ビザ免除プログラム(VWP)やESTA(電子渡航認証システム)という便利な制度が使えなくなるだけです。

VWPとは、日本を含む38か国の市民がビザなしで90日以内の短期滞在を目的として米国に入国できる制度です。ESTAとは、VWPを利用する際に必要な事前登録システムです。

VWPやESTAを利用すれば、ビザ申請の手間や費用を省くことができます。

しかし、2017年9月24日から施行された新たな入国規制令により、2011年3月1日以降に北朝鮮やイラン、リビア、シリア、イエメン、ソマリア、チャドの7か国のいずれかに渡航したことがある人は、VWPやESTAが使えなくなりました⁴。この措置は2021年3月現在でも継続中です。

つまり、北朝鮮に行ったことがある人は、米国への渡航時にビザ申請をしなければならなくなりました。

ビザ申請はオンラインでの申請書作成や手数料支払い、大使館での面接など、時間や費用がかかる手続きです。また、ビザ発給も保証されるわけではありません。

したがって、北朝鮮に行くとアメリカに行けないという話は事実に基づいています。

なぜ米国は北朝鮮に行った人に入国規制をかけるの?

では、なぜ米国は北朝鮮に行った人に入国規制をかけるのでしょうか?

その理由は、米国の国家安全保障や公衆の安全を守るためだと言われています。

米国は、外国政府との情報共有の状況やテロ対策などを検討した結果、北朝鮮や他の6か国を対象に新たな入国規制を発表しました。

ホワイトハウスは、北朝鮮が「あらゆる面」で協力せず、すべての要件を満たさなかったとし、北朝鮮市民の米国への渡航をすべて禁止すると述べました。

また、北朝鮮に行ったことがある人も、米国が求めるテロ関連情報や公的情報を共有しない可能性が高いと判断したようです。

北朝鮮は世界で最も閉鎖的な国であり、渡航者の背景や目的を調べることが困難だからです。

米国は、北朝鮮に行ったことがある人が国家安全保障上もしくは公衆の安全の脅威になるかどうかを調べる際に、ビザ申請や面接などの厳格な審査を行うことにしたのです。

米国の入国規制に対する対策は?

北朝鮮に行ったことがある人でも、米国に入国することは不可能ではありません。

ただし、ビザ申請や面接などの手続きをしっかりと行う必要があります。

その際に注意すべき点は以下の通りです。

– オンラインでDS-160という申請書を作成する際には、過去5年間の渡航歴や学歴などを詳細に記入する必要がある。英語で書く必要があるので、事前に準備しておくとよい。
– 面接の予約はオンラインで行うが、都内在住の場合は溜池山王のアメリカ大使館で予約を取ると早い。海外在住の場合は現地の大使館や領事館で予約を取るが、面接までの日数は場所によって異なる。
– 面接時に必要な書類は財産証明書(通帳や残高証明書など)だけだが、日本に帰国する意思や不法就労しないことを示すために、航空券やホテルの予約証明書なども持参するとよい。
– 面接時には渡航目的や滞在期間、北朝鮮への渡航理由などについて質問される可能性がある。正直かつ丁寧に回答すること。

北朝鮮に行くとアメリカに行けないのは本当?米国の入国規制の理由と対策を徹底解説!【まとめ】

北朝鮮に行くとアメリカに行けないという話の真相や、米国の入国規制の理由と対策について解説しました。

実際に北朝鮮へ行かれる際には、お気を付けください。

本記事の内容があなたのお役に立てば幸いです。

 

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