トトロのモデルはチンチラ？ミミズク？似ている動物を徹底比較！｜BYRC

スタジオジブリの名作「となりのトトロ」に登場する不思議な生き物「トトロ」。

そのモデルになった動物は何なのでしょうか？ネット上ではチンチラやミミズクという説が有力視されていますが、本当に似ているのでしょうか？

この記事では、トトロとチンチラ、ミミズクの特徴や共通点、相違点を徹底比較してみました。

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トトロとは？

https://twitter.com/ghibli_dongurep/status/1676520246730190850?s=20

トトロとは、1988年に公開されたアニメ映画「となりのトトロ」に登場する架空の生き物です。

昭和30年代の埼玉県を舞台に、引っ越してきた姉妹・サツキとメイが近所の森で出会った不思議な妖精です。

大きくてふわふわした毛並み、丸い目と鼻、大きな口と耳、お腹に白い模様があるのが特徴です。

三匹の兄弟で、大トトロ（ミミンズク）、中トトロ（ズク）、小トトロ（ミン）と呼ばれます。

木の上でオカリナを吹いたり、猫バスに乗って空を飛んだりすることができます。

チンチラとは、南米の高地に生息する小型のげっ歯類です。

体長は20～30cmほどで、尾は10～15cmほどあります。

体重は400～800gほどです。

毛色は灰色や白色などがあります。

毛質は非常に柔らかくて密度が高く、一本の毛穴から60本もの毛が生えています。

耳は大きくて丸く、目は黒くてつぶらです。鼻先には長いひげがあります。

手足は短くてずんぐりしていますが、跳躍力が強くて敏捷です。

夜行性で、昼間は岩や木の隙間などで眠ります。

ミミズクとは、フクロウ科に属する鳥類です。

体長は20～70cmほどで、翼開長は50～180cmほどあります。

体重は200～3000gほどです。毛色は灰色や茶色などがあります。

頭部には羽角と呼ばれる飾り羽があり、耳のように見えます。

目は黄色や橙色などがあり、前方に向いています。くちばしは鉤状に曲がっています。

足は長くて強く、鉤爪があります。夜行性で、昼間は木の枝や洞穴などで休みます。

トトロとチンチラの共通点は、以下のようなものがあります。

– ふわふわした毛並み
– 丸い目と鼻
– 鼻先にひげがある
– 手足が短くてずんぐりしている
– 跳躍力が強い

一方、相違点は、以下のようなものがあります。

– 体の大きさ（トトロは2mほど、チンチラは30cmほど）
– 耳の形（トトロは尖っている、チンチラは丸い）
– お腹の模様（トトロには白い模様がある、チンチラにはない）
– 尾の形（トトロは三角形で太い、チンチラは細長い）
– 生息地（トトロは日本の森、チンチラは南米の高地）

トトロとミミズクの共通点は、以下のようなものがあります。

– 耳の形（羽角がある）
– お腹の模様（横縞がある）
– 夜行性で木に住む
– オカリナを吹く音が鳴き声に似ている
– 名前に「ミミ」と「ズク」が含まれる

一方、相違点は、以下のようなものがあります。

– 体の大きさ（トトロは2mほど、ミミズクは70cmほど）
– 毛質（トトロは柔らかい、ミミズクは硬い）
– 目の色（トトロは黒い、ミミズクは黄色や橙色など）
– くちばしと爪（トトロにはない、ミミズクにはある）
– 羽と飛行能力（トトロにはない、ミミズクにはある）

以上、トトロとチンチラ、ミミズクの特徴や共通点、相違点を比較してみました。

どちらの動物も一部の特徴が似ていることから、トトロのモデルになった可能性があると言えますが、完全に一致するわけではありません。

宮崎駿監督自身も「トトロはオリジナルで他に似ているものはない」と語っています。

したがって、トトロは複数の動物や妖精を参考にしつつも独自の創造物であると言えるでしょう。