映画の『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭で、本作が上映されたときに、スタンディングオベーションが起きたのです。
それが、9分間も続いたのですが、こうして最高賞のバルムドールを受賞しました。
人気のあった映画ではありましたが、万引き家族にたいし『気持ち悪い』と言う意見が多くあったのです。
本記事では、映画万引き家族が気持ち悪いという意見が多かった理由や、気持ち悪さは意図的な制作だったという噂は本当なのかについてお伝えをしていきます。
・【映画万引き家族気持ち悪い】映画万引き家族とは?
・映画万引き家族に気持ち悪いと言う意見が?
・映画万引き家族の気持ち悪いは意図的な制作があった?!
・映画万引き家族が気持ち悪いに関するSNSでの反応
【映画万引き家族気持ち悪い】映画万引き家族とは?
2. 映画『万引き家族』 pic.twitter.com/76aa2bmEAZ
— 吉田 幸希 (@kokiyoshida_) July 7, 2023
映画名 | 万引き家族 |
監督 | 是枝裕和 |
脚本 | 是枝裕和 |
原案 | 是枝裕和 |
製作 | 石原隆 依田巽 中江康人 |
出演者 | リリー・フランキー 安藤サクラ 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ 高良健吾 池脇千鶴 樹木希林 |
音楽 | 細野晴臣 |
撮影 | 近藤龍人 |
編集 | 是枝裕和 |
制作会社 | AOI Pro. |
製作会社 | フジテレビジョン |
映画の万引き家族は親の死亡届を出さずに不正にもらい続けていた、ある家族の事件から着想を得て構想を10年間もかけて作った作品です。
脚本段階では子供に『お父さん』『お母さん』と呼んでほしいと願う主人公の想いが、重点的に描かれていました。
撮影中につけられていた映画のタイトルは、最初は『声に出して呼んで』でしたが、現在の『万引き家族』に変更されたのです。
万引き家族で舞台になっているのは、東京都荒川区です。
リリー・フランキーによれば、柴田家として使用された民家はセットではなく、実在する廃屋を使用しています。
海水浴のシーンは、千葉県いすみ市の大原海水浴場で撮影されました。
映画万引き家族に気持ち悪いと言う意見が?
最近休日にいろんな映画を観ていますが、万引き家族面白いですね〜!
最近観たのでは一番よいです。 pic.twitter.com/bN3BEqRoK9— プレジー3吉(燦燦) (@prezee333) July 2, 2023
万引き家族のポスターを見ると、幸せそうな家族の写真が貼り付けられているように見えます。
これだけを見ると、万引きをしている人たちには見えません。
実際に映画を見ると、タイトルにあるように家族総出で万引きをして、生活をしているのです。
ただ、この映画のストーリーだけを見ると、万引きを美化しているように見えます。
万引きは悪いことだというのは、誰もが知っていることから『気持ち悪い』と言う意見が多くなる理由かもしれません。
泥棒の日常を描いたドキュメンタリーストーリーではありますが、良い気分で見ることはできないでしょう。
常人であるなら、いくら生活が苦しくても、それが万引きをしていい理由にはなりません。
題材として盛り込んでいる時点で、『気持ち悪い』と言う意見が多いのでしょうね。
ただ、題名通りの内容なのは分かっているはずなので、理解したうえで見ている人が多いのも事実でしょう。
それでも、リアリティなシーンが多いので、覚悟を決めたとしても『気持ち悪い』と思ってしまうのかもしれませんね。
演技をされている人たちは、『生々しさ』をうまく演技されているので、感情移入しやすい作品となっているのです。
何らかの理由で学校にいけないというのはあるかもしれませんが、万引きで生計を立てているというのは、現実にはあまりないでしょう。
とはいえ、万引き家族のように現在の日本経済の中で、苦しい生活に追いやられている人は実際にいるのは事実です。
とくに、コロナウイルスの影響でリストラされた人や、仕事を探しているけどなかなか採用されない人もいるでしょう。
さらに、虐待で苦しむ子供も、実際にいるのも事実です。
少しネタバレっぽくなりますが、万引き家族は全員他人様ですね。
血がつながっている人は、まったくいない家族の集まり。
血がつながっていない人たちを、家族と言う言葉にするのも非現実的かもしれません。
ただ、その生活感においては、現実的であり生々しさも感じるので、『気持ち悪い』と思ってしまうのは無理ないかもしれませんね。
映画万引き家族の気持ち悪いは意図的な制作があった?!
https://twitter.com/akiimu88/status/1674804559724830720
映画万引き家族は『気持ち悪い』ということを、意図的にして制作されたといわれています。
万引き家族を観た人の評価が、『気持ち悪い』とされるよに役者と監督が意識して作品攻勢をしているように感じるのです。
たとえば、万引き家族の父の行動が気持ち悪く感じたり、祖母が入れ歯を外して食事する姿や、爪切り姿などを気持ち悪く感じさせたり、父と母のラブシーンが気持ち悪く感じさせたりして、生々しい生活を見せるようにしています。
こうしたシーンって、本当に必要なのか謎ですね。
つまり、余計なシーンを作り、意図的に生々しさを演出することで、『気持ち悪い』と思ってもらおうとしたのかもしれません。
、以上のことが許され『気持ち悪い』と感じなくても、万引きを正当化している点においては誰もが気持ち悪いと感じるのは間違いないでしょう。
映画万引き家族が気持ち悪いに関するSNSでの反応
映画『万引き家族』鑑賞。警察役の人権意識の乏しさがおぞましかった…。こういう人が珍しくないレベルでいっぱいいる国なのがとても残念というか気持ち悪い。りんちゃんが何歳まで生き延びられるのかが気になって仕方ない終わり方だった…。
— てんてん (@tenten08z) March 29, 2020
映画万引き家族が気持ち悪いに関するSNSでの反応は、『警察役の人権意識の乏しさがおぞましかった』と言う意見がありました。
内容的に、かなり重い話が裏のテーマになっていると思えます。
『家族とは』『経済とは』『犯罪とは』『幸せとは』『生きるとは』など、こうした深くて重く感じることがテーマになっていて、色々と考えさせられることが多い作品です。
ただ、人によっては『私にも当てはまるかも』と言う部分もあり、万引き家族を視聴して複雑な気分になる可能性もあるでしょうね。
映画万引き家族に気持ち悪いと言う意見が?意図的な制作があったという噂も検証【まとめ】
映画万引き家族は人気のある作品ではありましたが、作品中の生活感が生々しいものとなっています。
また、万引きを正当化する場面もあるので、『気持ち悪い』と感じる人も出てくるでしょう。
内容としては非現実ではありますが、それでも絶対にない話ではないので、色々と考えさせられる内容です。
ただ、生きる上で万引きは仕方ないというのは何か違いますし、犯罪を犯さないで生き抜く方法も現在の世の中にはあります。
そうした、生きる道を探し出して、実践していくのも賢い生き方かもしれませんね。
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