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韓国兵役アイドルの死亡事件が相次ぐ性暴力や差別に苦しむ兵士たち

韓国兵役アイドルの死亡事件が相次ぐ性暴力や差別に苦しむ兵士たち

韓国では、兵役中のアイドルやトランスジェンダーの兵士が死亡する事件が相次いでいます。

その背景には、軍内部の性暴力や差別、社会的な偏見などがあります。

韓国軍や司法は、被害者の権利を守るためにどのような対策をとっているのでしょうか?

韓国兵役アイドルとは?

韓国兵役アイドルとは、韓国で人気のあるアイドルグループのメンバーでありながら、韓国の法律により約2年間の兵役に就くことを指します。

韓国では、健康な男性には18歳から28歳までの間に兵役を義務付けられており、芸能活動をしている者も例外ではありません。

韓国兵役アイドルは、ファンからの支持やグループの人気を維持するために、兵役中も音楽番組やSNSなどで活動することがあります。しかし、軍内部では厳しい訓練や規律に従わなければならず、芸能人としての特別扱いはありません。

韓国兵役アイドルの死亡事件

近年、韓国では兵役中のアイドルが死亡する事件が相次いでいます。

その多くは自殺とみられており、その背景には軍内部の性暴力や差別、社会的な偏見などが関係していると指摘されています。

例えば、2022年11月には、KARAの元メンバーであるク・ハラさん(28)が自宅で遺体で発見されました1。クさんは元恋人から性行為の動画を公開されると脅されたことを告発し、裁判を起こしていましたが、裁判所は隠し撮りについて無罪としました。クさんは裁判中もオンライン上で嫌がらせを受けており、精神的に追い詰められていたと見られています。

また、2021年3月には、韓国初のトランスジェンダー兵士であるピョン・ヒスさん(23)が自宅で遺体で発見されました。

ピョンさんは軍入隊後に性別適合手術を受けたことで除隊処分を受けましたが、除隊処分の取り消しを求めて裁判を起こしていました。ピョンさんは軍内部や社会から差別や偏見を受けており、メンタルヘルスのカウンセリングを受けていました。

韓国軍や司法の対応

韓国軍や司法は、兵役中のアイドルやトランスジェンダーの兵士が死亡する事件に対して、どのような対応をとっているのでしょうか?

韓国軍は、性暴力や差別などの人権侵害に対して厳しく取り締まると表明しています。例えば、2021年10月には、空軍兵が同僚から性暴力を受けたと報告した後に自殺した事件をめぐり、15人を起訴しました。また、トランスジェンダーの兵士に対しても、尊重と理解を示すとしています。

一方で、韓国司法は、性暴力や差別などの被害者の権利を守るために、一部の改善を見せています。例えば、2021年9月には、ピョンさんの除隊処分について、裁判所が初めて差別的だと認定しました。また、2020年12月には、国家人権委員会がクさんの除隊処分には法的根拠がないと結論付けました。

韓国兵役アイドルの死亡事件と性暴力や差別の問題のまとめ

この記事では、韓国兵役アイドルの死亡事件について解説してきました。

■韓国兵役アイドルとは? 韓国で人気のあるアイドルグループのメンバーでありながら、韓国の法律により約2年間の兵役に就くこと

■韓国兵役アイドルの死亡事件 近年、兵役中のアイドルが死亡する事件が相次いでいる その多くは自殺とみられており、その背景には軍内部の性暴力や差別、社会的な偏見などが関係していると指摘されている

■韓国軍や司法の対応 韓国軍は性暴力や差別などの人権侵害に対して厳しく取り締まると表明している 韓国司法は性暴力や差別などの被害者の権利を守るために一部の改善を見せている

本記事の内容があなたのお役に立てば幸いです。

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