トーアマートは、半額専門店として話題になった激安店です。
しかし、実際には半額じゃない商品も多く、大量閉店の危機にも直面しています。
この記事では、トーアマートの実態と大量閉店の理由を徹底解説します。
トーアマートで買い物をしたい方や気になる方は必見です!
トーアマートとは?
https://twitter.com/toamartakihabar/status/1674982708345454592?s=20
トーアマートとは、東亜産業(東京都千代田区)が運営する半額専門店です。
東亜産業は、ヘルスケア関連商品や日用雑貨などの卸売り業者で、PCR検査センターや新型コロナ検査キットでも知られています。
トーアマートでは、メーカーから直接仕入れた商品を半額以下で販売しています。
コンビニエンスストアをライバル視し、24時間年中無休で営業しています。
食品や日用品、雑貨やアウトドア用品などが並びます。
トーアマートは2021年11月に秋葉原に1号店をオープンしました。
その後、全国各地に出店ラッシュが続き、2023年2月時点で約200店舗に達しました。
メディアでも注目され、「小さなドン・キホーテ」「値上げラッシュの救世主」「物価高に苦しむ消費者に喜ばれて、急成長」と紹介されました。
トーアマートは本当に半額なのか?
ありがとうございました。
トーアマート旭川店。
明日で終わり。 pic.twitter.com/0ASO8ZvZ6s— 伊達 悠樹 (@dateyuki1) February 27, 2023
トーアマートは半額専門店として売り出していますが、実際には半額じゃない商品も多いです。その理由は以下の通りです。
希望小売価格から半額ではなく、市場価格から半額
トーアマートでは、商品に希望小売価格と半額価格のシールを貼っていますが、実際には希望小売価格よりも安い市場価格から半額にしています。例えば、希望小売価格が1000円の商品が市場価格で500円で売られている場合、トーアマートでは250円で販売しています。つまり、希望小売価格から75%引きではありますが、市場価格から半額ではありません。
半額以下ではなく、半額以上
トーアマートでは、半額以下で販売しているというイメージを持たせていますが、実際には半額以上の商品もあります。例えば、希望小売価格が1000円の商品が市場価格で600円で売られている場合、トーアマートでは500円で販売しています。つまり、希望小売価格から半額ではありますが、市場価格から半額以下ではありません。
半額専門ではなく、半額中心
トーアマートでは、半額専門店としてアピールしていますが、実際には半額以外の商品もあります。例えば、希望小売価格が1000円の商品が市場価格で800円で売られている場合、トーアマートでは700円で販売しています。つまり、希望小売価格から30%引きですが、市場価格から半額でも半額以下でもありません。
以上のように、トーアマートは半額じゃない商品も多いです。しかし、それでも他の店より安いことは間違いありません。
トーアマートが安く販売できる理由は以下の通りです。
余った商品や展示品を仕入れる
トーアマートでは、メーカーから余った商品や展示品を現金で買い取って仕入れています。例えば、間違えて注文した商品や思ったより売れなかった商品、旬を過ぎた商品や箱が傷ついた商品などです。これらの商品はメーカーにとっては邪魔になるものですが、トーアマートにとっては安く仕入れられるものです。
段ボールで販売する
トーアマートでは、商品を段ボールから開けずにそのまま販売しています。これは、人件費を削減するためです。商品を棚に並べるには人手が必要ですが、段ボールで販売すればその手間が省けます。また、段ボールはリサイクル可能なので環境にも優しいです。
トーアマートは大量閉店するのか?
https://twitter.com/mvfklw/status/1631585555506135040?s=20
トーアマートは急速に出店しましたが、同時に大量閉店の危機にも直面しています。
2023年2月以降に約30店舗の閉店が各店のSNSで発表されました。
その中には開店から1年未満の店もあります。
閉店する店舗の従業員はSNSで失意に暮れています。
例えば、「上司から電話が来ました。その内容は今日で○○店は閉店と突然の知らせです」「自分たち自身が一番理解に追い付いていないのが現状です」という投稿が見られます。
トーアマートを運営する東亜産業管理本部はメディアの取材に対して、「閉店していくのは事実ですが、何店舗閉店するのかは確定していないところがあり外部に公表は控えております」と答えました。
閉店する理由については「基本的には営業上の理由ですが、詳細な理由についてはどう開示するか検討中です」と話しました。
トーアマートが大量閉店する理由は明らかにされていませんが、以下のような可能性が考えられます。
売上が伸び悩んだ
トーアマートは半額で販売しているため、利益率が低いです。そのため、多くの客を集めて売上を伸ばす必要があります。しかし、コロナ禍や競合店の影響で客足が減ったり、商品の品揃えや品質に不満を持つ客が増えたりした可能性があります。また、半額というインパクトはあっても、リピート率が低かったり、口コミ効果が弱かったりした可能性もあります。
経営資源の集中化した
トーアマートは全国各地に出店しましたが、それだけではなく、オンラインショップや新型コロナ検査キットなどの事業も展開しています。東亜産業は半額専門店以外にも多角的な事業を手掛けており、その中でトーアマートの優先度が低くなった可能性があります。また、トーアマートの出店には多くの資金や人材が必要ですが、それらの確保に困難が生じた可能性もあります。
経営方針の変更した
トーアマートは500店舗を目指して出店していましたが、その途中で経営方針の変更があった可能性があります。例えば、半額専門店というコンセプトを見直したり、出店エリアや規模を絞ったり、他の事業に注力したりした可能性があります。また、トーアマートの運営に関する問題やトラブルが発生した可能性もあります。
トーアマート 半額じゃないに対する世間の声
https://twitter.com/Gekorin0117/status/1489560680571486208?s=20
- お近くのトーアマート検索してみて(笑) 確定で入荷する訳じゃないけど、定価の半額で売ってるよ!
- 半額のお店トーアマートがあちこちで縮小している 狭山のお店も今月後半で終わりみたいなのでドクターペッパーを買ってきた。
- 話題のトーアマートで弊社の品が販売されているのですが、半額以下どころじゃない値段で売ってますね…
トーアマート 半額じゃないに関するSNS投稿
全品半額だと思いがちです。
甲斐市に出来たトーアマートに行ってみた。全品半額って訳じゃないのね。スーパーと変わらないお値段で売っている物が結構あった。見てそっと出てきた人← pic.twitter.com/RnqjLUWX2T
— ゆまこ (@Yumako165) May 5, 2022
トーアマートは半額じゃない?激安店の実態と大量閉店の理由【まとめ】
トーアマートは半額専門店として話題になった激安店ですが、実際には半額じゃない商品も多く、大量閉店の危機にも直面しています。
トーアマートはメーカーから直接仕入れた商品を半額以下で販売しており、余った商品や展示品を仕入れたり、段ボールで販売したりすることで安さを実現しています。
しかし、売上が伸び悩んだり、経営資源の集中化したり、経営方針の変更したりすることで多くの店舗が閉店することになりました。
トーアマートは半額じゃないかもしれませんが、それでも他の店より安いことは間違いありません。
トーアマートで買い物をしたい方は、近くの店舗がまだ営業しているうちに行ってみてくださいね。
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