二才までにほとんどの子供がかかると言われている突発性発疹。
子供の生後初めての高熱が突発性発疹という方も多いですね。
ここでは、突発性発疹はうつる期間はどのくらいなのか?
保育園にはいつから行けるのか?などまとめました。
目次
突発性発疹のうつる期間はどのくらい?
突発性発疹はウイルスが原因の感染症ですので、“うつる病気”です。
感染経路としては
・経口感染
・間接的な接触感染
の3種類があります。
特に経口感染の可能性が非常に高いとされており、抗体を持った両親の唾液に含まれるウイルスによって感染する。
という可能性が最も有力視されています。
赤ちゃんに親がキスをした際、唾液によって感染してしまったという可能性が高いということです。^^;
乳児は生後三カ月まで、母親から得たたんぱく質によって、免疫力が高まり守られている状態です。
その後、どんどん効果が薄れていくため、ウイルス感染してすくなっていきます。
その為効果がなくなった頃に感染すると言われています。
可愛いわが子についついキスしたくなりますよね…。
しかし、自分が感染源となり、わが子を苦しめてしまわぬよう接し方には注意しましょう。
人にうつしてしまう可能性のある期間は?
突発性発疹の原因ウイルスである、「ヒトヘルペスウイルス6型、7型」の潜伏期間は、
1週間~2週間とされています。
潜伏期間が終わると発症します。
症状としては
・悪寒(さむけ)
が出ます。
発熱が3~4日続きます。
この時期が最も感染力のある期間とされていますので注意してください。
高熱のわりに元気があったり、食欲があるのが突発性発疹の特徴でもあります。
ちなみに我が家の息子も突発性発疹の時は、40度近い熱がでましたが、至って元気でいつも通り食欲もありました。
その後熱が引くのと同時くらいに「小さな発疹」が胸や背中を中心に出始めます。
発疹は2日~長くて1週間で消えていきます。
この発疹がではじめると不機嫌になる子供が多いです。
うちの息子が突発になったときも、尋常じゃないくらい不機嫌で、ずっと泣いていました(^^;
症状も交えてお伝えしましたが、感染の可能性のある期間は潜伏期間含め、約2週間です。
最もうつるとされているのは発熱時。
熱が下がって、1日経過するとかなり感染力は弱くなるとされています。
ちなみに一度かかると抗体ができるため、小学生以上の子供や大人が感染することはほとんどありません。
突発性発疹がでたら保育園はいつから行けるの?
実は、突発性発疹に感染した際の登園停止期間というのは、詳しく定められていません。
ただ、
「解熱後1日以上経過し、全身状態が良いこと」
というのが、厚生労働省ガイドラインに定められていますので、これが目安となります。
その為登園日に関しては、お子さんの状態を見て、医師や保育園と相談しながら決めるのが良いでしょう。
突発性発疹のときのお風呂や外出はOK?
突発性発疹に感染していてもお風呂は基本的にOKです。
気をつけなければいけないのは、発熱時はNGです。
入浴により体力を消耗し、悪化する可能性がありますので、熱があるうちは控えましょう。
発疹が出ている時は入浴して問題ありません。
入浴したことによって、体が温まり一時的に赤みが増すことはありますが、かゆくなったりすることはありません。
熱が下がり、機嫌が良い場合は入浴してOKです。
外出はいつから?
外出も熱が下がってしまえば問題ありません。
熱の出ているときは、お子さんの体力的にもですし、感染力の高い時期なので控えましょう。
実際、息子が突発性発疹に感染した際、医師に
「子供も家にいるとストレスがたまるので気晴らしにどんどん外出していいですよ」
と言われました!
とはいえ、発疹が出ているのに外出すると、外出先で他の親御さんの目が気になると思います。^^;
うつるんぢゃないの?と気にする方ももちろんいらっしゃいます。
後、子供も機嫌が悪かったり、熱で体力が低下していることもありますので、子供の様子をしっかり見てから外出するようにしましょう。
まとめ
突発性発疹は生後6カ月~1歳までに感染する場合が最も多いとされています。
初めての高熱に驚いてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、落ち着いてしっかり子供のケアをしてあげましょう。