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ショーシャンクの空には実話なのか?映画と原作の違いやモデルとなった人物を紹介

ショーシャンクの空には実話なのか?映画と原作の違いやモデルとなった人物を紹介

映画史に残る名作として高く評価されている『ショーシャンクの空に』。

刑務所での友情と希望を描いた感動的な物語ですが、実は実話に基づいているという噂があります。本当にそうなのでしょうか?

この記事では、映画と原作の違いやモデルとなった人物、そして映画が伝えたいメッセージについて解説します。

『ショーシャンクの空に』とは?

『ショーシャンクの空に』は、1994年に公開されたアメリカ映画です。

スティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作としており、フランク・ダラボンが監督・脚本を務めました。

主演はティム・ロビンスとモーガン・フリーマンです。

物語は、1947年から1967年までの20年間を描いています。

妻とその愛人を射殺した罪で終身刑を宣告された銀行員アンドリュー・デュフレーン(アンディ)は、ショーシャンク刑務所に送られます。

そこで彼は、囚人仲間の調達屋エリス・レディング(レッド)と親友になります。

アンディは自分の無実を訴え続ける一方で、刑務所内で図書館を整備したり、所長や刑務官の税金問題を解決したりすることで、自分の居場所を確保していきます。

しかし、彼は常に自由への憧れを捨てず、ある日突然姿を消します。

その後、レッドも仮釈放されてアンディと再会することになります。

『ショーシャンクの空に』は実話なのか?

『ショーシャンクの空に』は実話ではありません。

原作もフィクションです。

しかし、映画がエンドロールで「アレン・グリーンを偲んで」というメッセージを出していることから、実在の人物がモデルになっていると思われる人もいます。

しかし、アレン・グリーンは映画製作に関わっていたエージェントであり、ダラボン監督の友人でした。彼は撮影中にエイズで亡くなりました。

ただし、原作にはインスパイアされた実際の事件があったようです。

それはオハイオ出身の逃亡犯フランク・フレッシュウォータースの事件です。

彼は1957年に死亡事故を起こして有罪になり、1959年にオハイオ州立少年院に服役する判決が下りました。

しかし、彼は56年間も逃亡生活を続け、2015年に79歳で逮捕されました。

この事件は、「リアル・アンディ」として話題になりました。

なぜなら、オハイオ州立少年院は『ショーシャンクの空に』の撮影場所として使われたマンスフィールド少年院と同じ施設だったからです。

映画と原作の違いは?

映画と原作の違いはいくつかありますが、大きなものは以下の通りです。

  • レッドは白人で、アイルランド系の赤毛だったが、映画では黒人のモーガン・フリーマンが演じた。
  • アンディが脱獄するまでに27年かかったが、映画では19年であった。
  • アンディが脱獄した後にメキシコではなくテキサスに行き、レッドと再会した。
  • トミーという若者が真犯人の話を聞いた後に別の刑務所に移送されたが、映画ではハドリーに射殺された。
  • ノートン所長はアンディの脱獄を知った後に自殺したが、映画では逮捕される直前だった。

ショーシャンクの空には実話なのか?映画と原作の違いやモデルとなった人物を紹介【まとめ】

『ショーシャンクの空に』は実話ではなくフィクションですが、原作にはインスパイアされた実際の事件がありました。

映画と原作にはいくつかの違いがあります。

この映画は刑務所での友情と希望を描いた感動的な物語であり、多くの人々に愛されています。

映画史に残る名作をぜひご覧ください。

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