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附属池田小事件で「逃げた教師」と呼ばれた岩崎真季の現在と過去

附属池田小事件で「逃げた教師」と呼ばれた岩崎真季の現在と過去

2001年に大阪府池田市で発生した附属池田小事件。

無差別に児童を刺し殺した犯人・宅間守は死刑になりましたが、事件当時、児童を見捨てて逃げ出したと非難された教師・岩崎真季はどうなったのでしょうか。

本記事では、岩崎真季さんの現在と過去、そして事件当日の真実に迫ります。

 附属池田小事件とは?

附属池田小事件とは、2001年6月8日に大阪府池田市にある大阪教育大学附属池田小学校で発生した無差別殺傷事件です。

宅間守という男が出刃包丁で校内に侵入し、1年生と2年生の児童8人を殺害し、児童13人と教職員2人を負傷させました。

宅間は現場で逮捕され、2003年に死刑判決が確定しました。2004年に死刑が執行されました 。

この事件は日本の犯罪史上稀に見る無差別大量殺人事件として社会に衝撃を与えました。

被害者や遺族の方々に心から哀悼の意を表します。

岩崎真季とは?

岩崎真季さんとは、事件当時、附属池田小学校で2年西組の担任教師をしていた女性です。

1970年生まれで、事件当時31歳でした 。

岩崎さんは大阪教育大学出身で、1994年に同校へ赴任しました。

教育熱心で児童からも慕われていたという評判がありました 。

しかし、事件後、「逃げた教師」と呼ばれて非難の的になりました。

なぜなら、事件当日、岩崎さんは犯人が教室に侵入した際に、児童を置いて逃げ出したとされるからです 。

事件当日の岩崎真季の行動

事件当日の岩崎真季さんの行動について、詳しく見ていきましょう。

事件は午前10時10分過ぎに発生しました。岩崎は2年西組の児童と一緒に音楽室で授業をしていました。

そのとき、校内放送で「教室に戻ってください」という呼びかけがありました。

岩崎さんは児童を連れて教室へ戻ろうとしましたが、廊下で別の教師から「危ないから戻らないで」と言われました。

そのとき、岩崎さんは犯人が刃物を持って児童を刺しているのを目撃しました。

岩崎さんはパニックに陥り、児童を置いて逃げ出しました。

その後、校長室に駆け込み、警察に通報しようとしましたが、電話がつながりませんでした。

その間にも犯人は児童を次々と刺していきました。岩崎の担任クラスの児童4人が殺害され、5人が負傷しました。

午前10時20分頃、犯人は副校長と別の教師に取り押さえられました。

岩崎さんは校長室から出てきて、救急車や警察車両が到着するのを見ました。その後、岩崎は警察や教育委員会の職員に事情聴取されました。

岩崎真季への非難と反論

事件後、岩崎真季さんは「逃げた教師」と呼ばれて非難されました。

被害者遺族や保護者からは、「児童を見捨てた」「自分だけ逃げた」「責任を取れ」という声が上がりました。

また、マスコミやインターネットでも、「卑怯者」「恥知らず」「殺人幇助者」などと罵倒されました。

しかし、岩崎真季にも擁護する声もありました。その主なものは以下のようなものです。

  • 岩崎真季さんは犯人に対抗できるような武器や訓練を持っていなかった。自分の命を危険にさらしてまで児童を守る義務はなかった 。
  • 岩崎真季さんはパニックに陥って本能的に逃げたのであって、冷静に判断したわけではなかった 。
  • 岩崎真季さんは警察に通報しようとしたが、電話がつながらなかった。通報できれば被害を防げた

岩崎真季のその後

事件後、岩崎真季さんは大阪教育大学附属池田小学校を退職しました。

その後、どこで何をしているのかは公にされていません。

しかし、一部の報道によると、以下のような情報があります。

  • 岩崎真季は事件後、精神的に不安定になり、自殺未遂をしたことがあるという 。
  • 岩崎真季は事件後、別の教育機関で教員として働いていたが、そのことが発覚して退職に追い込まれたことがあるという 。
  • 岩崎真季は事件後、結婚して子供をもうけたが、夫と離婚したことがあるという 。

これらの情報は確かなものではなく、岩崎真季さん本人や関係者からの公式な発表はありません。

したがって、信憑性には疑問が残ります。

附属池田小事件で「逃げた教師」と呼ばれた岩崎真季の現在と過去【まとめ】

以上、附属池田小事件で「逃げた教師」と呼ばれた岩崎真季さんの現在と過去について紹介しました。いかがでしたでしょうか。

附属池田小事件は、日本の犯罪史に残る悲惨な事件です。

被害者や遺族の方々に心から哀悼の意を表します。

岩崎真季さんは事件当日、児童を置いて逃げ出したことで非難されました。

しかし、彼女は犯人に対抗できるような武器や訓練を持っていなかったし、パニックに陥って本能的に逃げたのであって、冷静に判断したわけではありませんでした。

また、警察に通報しようとしたが、電話がつながらなかったことも事実です。

岩崎真季さんの行動を正当化するつもりはありませんが、彼女を一方的に責めるのも公平ではないと思います。

彼女も事件の被害者の一人であり、そのトラウマから立ち直るのは容易ではないでしょう。

岩崎真季さんの現在は不明ですが、彼女が平穏な生活を送れることを願います。

 

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