イトーヨーカドーは、2023年3月9日に中期経営計画で、国内14店舗を閉鎖する方針を発表しました。
これにより、2026年2月末までに33店舗が閉店することになります。
地域の生活を支援してきた大型店が無くなるのは寂しいですね。
イトーヨーカドーが大量閉店する理由と、閉店予定の14店舗はどこなのか、詳しく見ていきましょう。
【イトーヨーカドー 閉店予定 2023】イトーヨーカドーが14店舗を閉店へ
イトーヨーカドー甲子園店(225)
ららぽーと甲子園の中核店舗として2004,11,25開業。IYが入る建物は東棟で、2009,3,27に増床した部分にはキッザニア甲子園が入る。
阪神パーク甲子園住宅遊園跡地に造られた関係でその当時から現在まで阪神電気鉄道が土地を所有している。 pic.twitter.com/mAGzaKGPtu— スーパーバスター (@masyu_tabito) June 5, 2023
イトーヨーカドーは、関東・東京地方を中心に19都道府県に展開しているスーパー・チェーンストアです。食品やアパレルなどを取り扱っており、地元の方から長年親しまれてきました。
2023年2月末時点で、19都道府県に126店舗ありますが、2026年2月末までに93店舗に減らす意向を示しています。
既に17店舗の閉店が決まっていたのですが、2023年3月9日に新たに14店舗の閉店が発表されました。つまり、17店舗+14店舗=33店舗が閉店することになります。
セブン&アイホールディングスが傘下の「イトーヨーカドー」について、国内14店舗を閉鎖する方針を示した。
3月9日に発表した、中期経営計画で明らかにした。アパレル事業からも完全に撤退するという。(ITmedia ビジネスオンライン2023年3月10日)
総合スーパー「イトーヨーカドー」は、すでに取り組んでいる店舗閉鎖計画に加えて、新たに14店舗の閉鎖を決定。
店舗数は2023年2月末時点で126店舗のところを、2026年2月末で93店舗に縮小させる。(引用:Impress Watch2023年3月9日)
【イトーヨーカドー 閉店予定 2023】イトーヨーカドーが大量閉店する理由は?
https://twitter.com/Lets_go_Yokado/status/1665116149070143489?s=20
明確な理由は発表されていませんが、競合するスーパーが背景にあると考えられます。
イトーヨーカドーは、食品やアパレルなどを取り扱っていますが、同じような商品を扱うスーパーは多くあります。
特にイオンモールは、全国に199店舗を展開しており、映画館やレストランなども併設しています。
イオンモールは、47都道府県中、46都道府県に展開しており、特に地方ではイオングループが圧倒的な利用率を誇っています。
そんな中で、イトーヨーカドーは採算性の低い店舗を整理する必要があると判断したのでしょう。
また、イトーヨーカドーは戦略の軸を「食」としており、今後、より食に集中するためにアパレルから完全に撤退すると発表しています。
つまり、セブンイレブンなどのコンビニ事業にもっともっと力を入れていくということですね。
イトーヨーカドーの閉店予定の14店舗はどこ?
具体的な閉店予定の14店舗はまだ明かされていませんが、首都圏事業へのフォーカスを加速させるという方針から推測すると、関東以外の地方の店舗が対象となる可能性が高いです。
関東以外の地方にあるイトーヨーカドーは33店舗ありますが、その中から14店舗を選ぶとしたら、以下のような基準で決められるかもしれません。
- 売上や利益率が低い
- 競合するスーパーが多い
- 店舗数が少ない地域
- 顧客のニーズに合わない
これらの基準に当てはまると思われる店舗を予想してみました。
- 北海道:帯広店、北見店、琴似店、アリオ札幌店、屯田店、福住店
- 青森県:青森店、五所川原店、八戸沼館店、弘前店
- 岩手県:花巻店
- 宮城県:石巻あけぼの店、アリオ仙台泉店
- 福島県:郡山店、福島店
- 新潟県:新潟西店
- 山梨県:甲府昭和インター店
- 長野県:松本パルコ店、上田インター店
- 岐阜県:岐阜羽島インター店
- 愛知県:豊田インター店、豊橋インター店
- 静岡県:浜松インター店、富士宮インター店
- 大阪府:津久野店、高槻インター店、枚方インター店、箕面サニータウン店
- 兵庫県:明石インター店、姫路大津インター店
【イトーヨーカドー 閉店予定 2023】イトーヨーカドー1号店はどこ?
https://twitter.com/flooding_fluid/status/1664928427730665472?s=20
イトーヨーカドーの第一号店は、東京都足立区の千住にありました。
1946年に浅草から移転し、1948年に「ヨーカ堂」として現在地に移転しました。
1968年に増床し、2016年に閉店しました。
2019年にマンションに建て替えられて低層階で食品館として再出店しましたが、2020年には同グループの再編に伴い食品スーパー「ヨークフーズ」に改称されました
イトーヨーカドーの第一号店の歴史と意義
イトーヨーカドーの第一号店は、セブン&アイ・ホールディングスの発祥の地とも言える場所です。
創業者の伊藤雅俊は、ヨーカ堂を発展させるために様々な革新的な取り組みを行いました。
例えば、1958年には日本初のセルフサービス方式を導入し、1963年には日本初のショッピングカートを導入しました。
また、1974年には日本初の24時間営業を開始し、その後、セブン-イレブンやイトーヨーカ堂などのコンビニエンスストアや総合スーパーへと事業を拡大していきました。
イトーヨーカドーの第一号店は、日本の小売業界に多大な影響を与えた場所です。
その歴史と意義を知ることで、現在のイトーヨーカドーの姿や方向性を理解する手がかりになるかもしれません。
イトーヨーカドー2023年の閉店予定店舗リストと閉店の理由について徹底解説!
この記事では、イトーヨーカドーの閉店予定の14店舗を予想してみましたが、正式な発表があるまではあくまで予想です。
イトーヨーカドーの閉店は、地元の方やファンにとっては残念なニュースですが、今後もセブン&アイホールディングスは食品事業に力を入れていくということです。
イトーヨーカドーの今後の動向に注目していきましょう。
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