画像や動画にモザイクがかかっていると、見たい部分が隠されてしまってイライラしませんか？
そんなときに役立つのが、モザイク除去という技術です。
モザイク除去とは、画像や動画にかかったモザイクを消して元のディテールを復元することです。
例えば、ぼやけた写真を鮮明にしたり、顔や文字のモザイクを解除したり、アダルトなコンテンツを楽しんだりすることができます。
しかし、モザイク除去は簡単なことではありません。
モザイクは元の画像を小さなピクセルに分割して色や明度を平均化したもので、元の画像の情報が失われてしまっています。
そのため、モザイクを消すだけでは元の画像を完全に復元することはできません。
また、モザイク除去には法的な問題もあります。
モザイクがかかっている理由がある場合は、それを無視してモザイク除去をすることは違法になる可能性があります。
そのため、モザイク除去をする際には自己責任で行う必要があります。
この記事では、スマホやPCで使えるモザイク除去ができるアプリやフリーソフトを紹介します。
モザイク除去ができるアプリの紹介①Remini
①元画像→②モザイク→③ぼかし→④Remini
の順に画像を処理しました。恐ろしいですね。ぼかしを経由することで、モザイクが消えました。 pic.twitter.com/QGU75hj6Qj— ポテト一郎🥔 (@potetoichiro) February 16, 2020
ReminiはAIを使ってぼやけやモザイクを高画質化するアプリです。
1日5回まで無料で利用可能で、iphone・Android両方対応しています。
Reminiは顔写真に強く、モザイクが消えるだけでなく美人になることもあります。
Reminiの使い方は簡単です。アプリをインストールして起動したら、「Enhance」タブから「Photo Enhancer」を選択します。
次に、「Select Photo」からモザイク除去したい写真を選びます。
写真が読み込まれたら、「Enhance」ボタンを押します。
しばらく待つと、モザイク除去された写真が表示されます。
画面の右下にある「Save」ボタンで写真を保存できます。
Reminiはぼやけやモザイクを消すだけでなく、色や明度なども調整してくれます。
そのため、元の写真とは違う画像になることもあります。
特に顔写真の場合は、目や鼻や口などのパーツが変わったり、肌が白くなったりすることがあります。
そのため、自分の顔写真やプライバシーの関係する写真をReminiでモザイク除去する場合は注意してください。
モザイク除去ができるアプリの紹介②PicsArt
https://twitter.com/amuka_0524/status/1380428584787927043?s=20
PicsArtはモザイクをかけたり除去したりするだけでなく、PCのPhotoshop並の機能を持つ画像編集アプリです。
モザイク除去は「修復」ツールで行うことができます。iphone・Android両方対応しています。
PicsArtの使い方は以下の通りです。
アプリをインストールして起動したら、「+」ボタンからモザイク除去したい写真を選びます。
写真が読み込まれたら、「ツール」タブから「修復」を選択します。
次に、画面の下にある「サイズ」と「不透明度」を調整します。
「サイズ」はモザイク除去する範囲の大きさ、「不透明度」はモザイク除去する強さを表します。
これらを自分の好みに合わせてスライドしてください。
最後に、指でモザイク除去したい部分をなぞります。画面の右上にある「適用」ボタンで変更を確定できます。
PicsArtはモザイク除去だけでなく、他にも多くの画像編集機能があります。例
えば、切り抜きや回転や反転、フィルターやステッカーやテキストなどを使って写真を加工したり、コラージュやGIFや動画を作ったりすることができます。
また、PicsArtでは他のユーザーと交流したり、コンテストに参加したりすることもできます。
モザイク除去ができるアプリの紹介③PULSE
モザイク除去ができるPC用のフリーソフトの紹介です。
PULSEはアメリカのデューク大学研究チームが制作したモザイク除去ソフトです。
GAN（敵対的生成ネットワーク）を活用して偽物の綺麗な顔を作り、モザイクと比較することでモザイク除去を行います。
スマホでもGoogle Colabで試すことができます。
PULSEの使い方は以下の通りです。まず、GitHubからソースコードをダウンロードして、PCにインストールします。次に、コマンドプロンプトやターミナルでPULSEのフォルダに移動します。その後、以下のコマンドを実行します。
python run.py -input_dir INPUT_DIR -output_dir OUTPUT_DIR
INPUT_DIRはモザイク除去したい画像が入っているフォルダのパス、OUTPUT_DIRはモザイク除去された画像を保存するフォルダのパスです。
これらを自分の環境に合わせて書き換えてください。
コマンドを実行すると、INPUT_DIRにある画像が順番に処理され、OUTPUT_DIRにモザイク除去された画像が保存されます。
PULSEは顔写真に特化したモザイク除去ソフトです。
そのため、顔以外のモザイクは消せません。
また、PULSEは元の画像と似たような顔を生成するだけで、完全に同じ顔になるとは限りません。
特にモザイクが大きい場合は、別人になることもあります。そのため、PULSEでモザイク除去する場合は注意してください。
モザイク除去ができるアプリの紹介④DeepMosaic
DeepMosaicは漫画やアニメのモザイクを除去してくれるフリーソフトです。
Windows・Linux・MacOSのシステムともサポートしています。
Demosaicの使い方は以下の通りです。
まず、GitHubからソースコードをダウンロードして、PCにインストールします。
次に、コマンドプロンプトやターミナルでDemosaicのフォルダに移動します。
その後、以下のコマンドを実行します。
python demosaic.py -i INPUT_PATH -o OUTPUT_PATH
INPUT_PATHはモザイク除去したい画像のパス、OUTPUT_PATHはモザイク除去された画像を保存するパスです。
これらを自分の環境に合わせて書き換えてください。コマンドを実行すると、NPUT_PATHにある画像が処理され、OUTPUT_PATHにモザイク除去された画像が保存されます。
Demosaicは漫画やアニメに特化したモザイク除去ソフトです。
そのため、リアルな画像や動画には対応できません。
また、Demosaicはモザイクの形や色によっては消せないこともあります。
そのため、Demosaicでモザイク除去する場合は注意してください。
モザイク除去ができるアプリやフリーソフトについて徹底解説！【まとめ】
モザイク除去は完全に元の画像を復元することは難しいですが、それっぽい画像を再現することは可能です。
この記事では、スマホやPCで使えるモザイク除去ができるアプリやフリーソフトを紹介しました。
これらのツールは、人工知能や深層学習などの技術を使って、モザイクを消して元の画像と似たような画像を作り出すものです。
自分の目的やニーズに合わせて選んでみてください。
ただし、モザイク除去には法的な問題もあります。
モザイクがかかっている理由がある場合は、それを無視してモザイク除去をすることは違法になる可能性があります。
そのため、モザイク除去をする際には自己責任で行う必要があります。
また、モザイク除去した画像や動画を無断で公開したり、他人に迷惑をかけたりしないように気をつけてください。
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