日本製鉄は2020年の決算で約4200億円の赤字を出しているので、『もしかして、潰れる?』と言う不安から『やばい』と検索する人が多くなった可能性があります。
なので、日本製鉄に関して『やばい』という噂が、かなり多く存在するようになったのではないでしょうか。
就活生からすれば『やばい』と言う言葉が、検索結果に出てくることが不安要素の一つになるかもしれません。
本記事では、日本製鉄がやばいのかや、トヨタ&三井物産にマジギレして提訴したのは事実なのかについて、検証をしていきます。
・日本製鉄とは?
・日本製鉄はやばいって本当?
・日本製鉄がトヨタ&三井物産にマジギレは本当?
・日本製鉄やばいに関してSNSでの反応
日本製鉄とは?
日本製鉄本社前の宣伝行動のチラシです。 pic.twitter.com/ZaaAY6yeXP
— mitsunobu nakata (@mitsunobu100) April 30, 2023
機関設計 | 監査等委員会設置会社 |
略称 | NSC、日鉄 |
本社所在地 |
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号
|
設立 | 1950年(昭和25年)4月1日 (八幡製鐵株式会社) |
業種 | 鉄鋼 |
事業内容 | 鉄鋼の製造、販売など |
代表者 | 代表取締役会長 進藤孝生 代表取締役社長 橋本英二 代表取締役副社長 佐藤直樹 代表取締役副社長 森高弘 代表取締役副社長 廣瀨孝 代表取締役副社長 今井正 |
資本金 |
4195億24百万円
(2021年3月31日現在) |
日本製鉄は東京都千代田区に本社があり、日本最大の鉄鋼メーカーです。
製鉄事業を中心にエンジニアリング事業や化学事業などや、システムソリューション事業など4つの事業を展開しています。
官営八幡製鐵所の流れを汲む新日本製鐵と、住友グループの住友金属工業が2012年10月に合併をして新日鐵住金株式会社となりました。
2019年4月には日本製鉄株式会社に、社名が変更されています。
2019年の株主総会後には、旧住友金属出身の代表取締役が一掃され、8人の代表取締役全ての人を、旧新日本製鐵出身者になっています。
日本製鉄はやばいって本当?
5401日本製鉄
下値を切り下げるのか
逆三尊で反発できるか
我慢の局面ですね。
私は我慢します⁝( `ᾥ´ )⁝ pic.twitter.com/UnENEMsil5— ぷーさん@うつ病投資家 (@turf_yk) April 25, 2023
日本製鉄がやばいと言われる理由の中には、大赤字を出しているので潰れる可能性が噂されていることです。
日本製鉄は2019年に4400億円の赤字を出したと発表し、経営難となっていた時期がありました。
大赤字という経営状況が世に広まって、『日本製鉄はやばい』と言われるようになったのです。
赤字の原因としては、台風や生産トラブルによって減産したということと、鋼材の需要が低迷してしまったという理由で、4400億円の赤字が出てしまいました。
2023年9月で広島県呉市の、呉製鉄所を事実上封鎖と言う形になっています。
2019年の前期では2511億円の赤字でしたが、後期になり過去最大の赤字を出してしまい、大規模な製鉄所の封鎖が決定されたのです。
当時の副社長は決算報告について、経営体制をスリム化して、早期の収益回復を図りたいと述べていて、2020念前後からは経営方針や安定した体制作りに力を入れているのです。
大赤字ですが、それでも人員整理をしていないので、『潰れるのでは?』という意見もチラホラとあるのは事実でしょう。
とはいえ、大量のリストラをしたことにより、『日本製鉄はリストラがあるやばい会社』というイメージを持った人もいます。
日本製鉄がトヨタ&三井物産にマジギレは本当?
あ、日本製鉄、リバってる!
明日は息を吹き返すのかな? pic.twitter.com/7pXXXdeHE9
— ジョリー 日本株 投資勉強用アカ (@krccro) April 26, 2023
2021年に日本製鉄がトヨタ自動車を訴えるという事件があり、経済界を震撼させたことがありました。
日本製鉄はトヨタと中国鉄鋼大手の宝武鋼鉄集団の子会社・宝山鋼鉄を、東京地裁に提訴したのです。
それぞれの会社には、200億円の損害賠償を請求しました。
トヨタに対し対象製品を使った電動車の製造販売を、差し止めを求める仮処分を申請しています。
国内最大手の日本製鉄が最重要顧客のトヨタを訴えるのは、本当に異例だといえるでしょう。
業界の垣根を越えて日本製鉄とトヨタが日本経済を牽引してきましたが、そんな日本製鉄が最大顧客のトヨタに刃を突き付けたという形になりました。
日本製鉄が問題にしているのは、電気自動車やハイブリッド車などに使われる、駆動用モーターの無方向性電磁鋼板に関してです。
トヨタが初の量産型ハイブリッドプリウスを1997年に販売してから、鋼板をトヨタに供給してきたのです。
日本製鉄は宝山がトヨタに供給している鋼材の成分や特性などが、日本製鉄が特許を侵害していると判断しました。
そして、協議も続けてきましたが解決には至らず、2021年12月に日本製鉄は特許侵害で三井物産を提訴したのです。
トヨタと宝山鋼鉄の取引に物産がかかわっていると見ていて、電磁鋼板は電気自動車の生命線といえる戦略製品であり、妥協はできないとしています。
日本製鉄はトヨタ自動車に収める鋼材価格の交渉で、過去最大の2~3割の値上げで合意しました。
これはトヨタだけではなく、日産の電気自動車も影響を受けて値上がりしています。
日本製鉄やばいに関してSNSでの反応
https://twitter.com/naru_indexer/status/1560464845815787520
日本製鉄やばいに関してSNSでの反応は、日本製鉄が毒物の試案を基準超だったのに、3年間も報告なしで虚偽の報告して東京湾に垂れ流していたのが、やばいという意見がありました。
3年間も対応をしていない日本製鉄は、不適切だったと謝罪をしています。
千葉県君津市にある『日本製鉄東日本製鉄所君津地区』では、2022年6月から7月にかけて東京湾に面した排水口から、基準を超えた毒物のシアンが相次いで摘出されていて、県の立ち入り検査が行われました。
千葉県はこれまでに、健康被害の報告がなかったとしています。
日本製鉄はやばいって本当?トヨタ&三井物産にマジギレして提訴したのは本当か検証【まとめ】
日本製鉄は色々とやばい噂がありますが、実際に起こした事件もありました。
その事件に関しては、やばいというイメージが大きく膨らんだ原因かもしれません。
また、大きな赤字を出していることも、やばいといわれる理由となります。
現在は、経営が回復しているので、やばいという噂は過去のものとなります。
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