筋萎縮性側索硬化症（きんいしゅくせいそくさくこうかしょう）は、英語で『amyotrophic lateral sclerosis』です。
略して『als』と呼ばれている病気で、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンの両者の細胞体が散発性・進行性に変性脱落する神経変性疾患のことです。
運動ニューロンとは、骨格筋を支配している末梢神経の母体の脊髄前角細胞(下位運動ニューロン)があり、さらにその脊髄前角細胞に随意運動のための刺激を送ってくる大脳皮質の運動神経細胞を、運動ニューロンと呼ばれています。
症状は筋萎縮と、筋力低下が主となっています。
そんなalsになっている有名人はいるのかや、初期症状などをお伝えしていきましょう。
・alsって何？
・alsになっている有名人はいる？
・alsの初期症状
・alsに関してSNSでの反応
alsって何？
https://twitter.com/afro_ikasumi/status/1652977337896681472
| 病名 |
筋萎縮性側索硬化症（als）
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| 病状 |
・手や足に力が入りにくくなるタイプ（四肢型）
・舌や口が動きにくくなるタイプ（球（きゅう）麻痺（まひ）型 |
| 比較的維持される機能 |
・知能の働き
・見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れるなどの五感 ・尿意・便意を感じることと排泄の機能 ・目を動かす機能 |
| 発症率 |
10万あたり1～1.5人（50～60代に発症）
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alsは筋萎縮性側索硬化症のことで、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン（運動神経細胞）が、侵されていく行基のことです。
現在も難病の一つとして指定されていて、2016年の統計では、日本で約9600人の患者がいるとされています。
多くの研究者が、原因を研究していますがいまだに解決策が見つかっていません。
alsは難病と言われていますが、国内に1万人近い患者がいるとなれば、何不自由無く生活をしている私たちも、他人事とは思えなくなりますね。
alsは運動ニューロンと言う神経細胞が侵される病気で、重い荷物を持つ事が出来なくなるのです。
また、脳からの伝達通りに手や足を動かせなくなる症状が出るので、本当に恐ろしい病気と言えますね。
ただ、alsは運動神経だけが侵されるのであり、知覚神経や五感などや知性や記憶などの障害は見られません。
触れられるような感覚はあるのですが、相手に触れることがうまくできないだけと言うことです。
alsになっている有名人はいる？
【拡散希望】
筋萎縮性側索硬化症(ALS)により無念の引退となる、下山和生プロの記念対局が放送されます！
全５回戦で、私は1回戦目の実況を務めます。
下山プロが指示を出し、辻百華プロが代牌する形になります。
どうか、下山プロにとって最後となる対局を皆様で見届けてください！！ pic.twitter.com/4qCFTrf6bj
— 安達 瑠理華 (@rurika68) February 1, 2023
俳優の坂口憲二さんが2012年から体調不良に悩まされ、2018年にalsが発症したとされています。
その結果、無期限で芸能活動を休止しているのです。
さらに、坂口憲二さんが所属していた、ケイダッシュステージを退社しています。
坂口憲二さんが芸能活動を休止した理由については、特発性大腿骨頭壊死症の治療に専念するためでした。
特発性大腿骨頭壊死症とは太ももの骨の組織が壊死して、体重がかかる部分がつぶれたり、痛みが生じたりする国指定の難病です。
歩行困難な場合は人工関節に置き換える手術なども、行うこともあります。
大量の飲酒やステロイドの大量投与などが原因とされていますが、本当の理由は解明されていません。
ただ、何の前兆もなく突発的に、症状が出る人もいるようですね。
坂口憲二さんの場合は、治療によって症状の改善がみられていますが、いつ再発するかわからないのでセーブしながら仕事はできなかったようです。
alsの初期症状
ニャンちゃうの声優さん、筋萎縮性側索硬化症（ＡＬＳ）で声を失う https://t.co/lzVGgz1Mfy
— もえるあじあ ･∀･ (@moeruasia01) February 17, 2023
alsの初期症状は、2つのタイプに分ける事が出来るようです。
まず、手や足に力が入りにくくなるタイプと、舌や口が動きにくくなるというタイプに分けられます。
alsを発症する人5人集めてタイプ分けすると、3人は手足に発症し、2人は舌や口に初期症状が出るようです。
初期症状で手足に力が入りにくくなるタイプの場合は、モノをうまくつかめにくくなります。
さらに、足が前に出ないとか、しゃがんだときに立ち上がりにくいなどの症状が出るのです。
舌や口が動きにくくなるタイプの場合は、ラ行やパ行の発音ができなくなります。
さらに、食べ物などを飲み込みにくくもなります。
alsで見られる症状は、見たり聞いたり感じたりする機能は失われることはありません。
損なわれる機能と言うのは、運動神経が多いです。
alsに関してSNSでの反応
ALS（筋萎縮性側索硬化症）の母親の塗り絵
6年前は握力測定不能だったのが、ここまで回復
母親の力作ということでTweet
「難病だから」「治療法はない」など色々言いたいことがある人もいるでしょうが、ポイントなのは「医学上治療法がない」訳で「医学外にも治療法がない」訳では無い pic.twitter.com/5MUETxgFvZ
— Tsunaki@中村健康科学研究所 (@TsunakiNakamura) April 18, 2023
alsに関してSNSでの反応は、治療法がないといわれてはいますが、医学内では治療法がないが、医学街では治療法があるという意見があり、強くalsと戦っている人の意見もありました。
にゃんちゅうの声優さんも、alsで声が出なくなり引退をした一人だという意見もありました。
alsになっている有名人はいる？初期症状なども検証【まとめ】
alsになっている有名人は、過去にもいました。
俳優の坂口憲二さんが2018年に、発症しています。
alsの初期症状は、ものを上手くつかめなくなったり、重いものが持てなくなるというものです。
ほかにも、上手く呑み込めなくなったり、ラ行とパ行が離せなくなるという症状も出るようです。
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