寒さ対策
子供が布団をかぶらない!寝相にあった寒さ対策は?
目安時間
11分

という悩みをお持ちのママさん。
寝冷えして風邪をひかないか心配ですよね・・・
ところで、お母さんはしっかり眠れていますか?
きっと夜中に何度も起きて、お子さんに布団をかけていていて寝不足ですよね?
子供が風邪をひかなくても、ママがダウンしてしまっては大変です!
無理しすぎずに、ご自身も時間をみてしっかり、休んでくださいね。
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目次
子供が布団をかぶらない!
さて、子供が布団をかぶらない・・・ということですが、「こんなに寝相が悪いのは、うちの子だけ?」
と思っているママさん、安心してください。
子供は寝相が悪いものと言われています。
うちの子だけ・・・というのではなく、多くの子供が悪いんです^^
布団を被っていないと、寝冷えして風邪をひくんじゃないか・・・と心配ですよね。
子供が寝冷えをしないように、寒さ対策をするには、
子供何の為に寝返りをうったり、布団を蹴飛ばしたりするのか、
「寝相の原因を理解すること」
が、非常に重要となってきます。
「寒い=着せる、被せる」
という理解は大きく間違っているからです。
子供が布団を被らない、寝相が悪いというのには、大きく分けて3つの理由があります。
- 睡眠メカニズムによって、寝返りを多くうつ為
- 子供は暑がりなので、体温調節をする為
- 布団が重たい・締めつけられたくない為
と言われています。
3つを簡単に説明しますね。
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1.睡眠メカニズムによって、寝返りを多くうつ為
子供の睡眠は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返します。簡単に言うと、「仮眠」と「爆睡(熟睡)」のような感じです。
この周期はだいたい2歳頃~整うとされています。
レム睡眠で身体を休ませ、ノンレム睡眠で脳を休ませて、成長ホルモンを分泌しています。
子供は寝ている間にも、どんどん脳が成長してるんですよ~☆
大人に比べると、子供はレム睡眠の比率が多いとされていて、
レム睡眠=眠りが浅い、脳が半分起きている状態なので、
寝ている間に良く動き回る原因の1つとされています。
そして、「寝返り」は、
・体温調節
・筋肉をほぐす
・血流を促す
など、身体を効率よく休ませる為に必要で、大切な行動なんです!
「うちの子は寝相が悪い・・・」
ということは、元気に育ってくれている証拠です☆
安心してくださいね^^
2.子供は暑がり!体温調節をしている
子供は、大人が思っている以上に「暑がり」です。「え、こんなに涼しいのに汗かいてる!」
とビックリしたことはありませんか?
子供は体温が高いので、布団の中で動かずに寝ていると
布団の中にこもった熱気で、どんどん身体が熱くなります。
その為、寝返りをうつことによって、空気の入れ替えをし、体温を下げています。
子供って、眠くなってくると手足が温かくなりますよね?
これは、身体の中心部の温度を下げる為に、身体の表面から熱を逃がしている為なんです。
つまり、寝冷えが心配だからと言って、着せ過ぎてしまうと、
子供は熱を逃がす事が困難になり、暑すぎて眠れなくなってしまうので、気をつけましょう。
3.布団の重さや締め付けが嫌い!
子供って、とにかく自由に動き回るのが大好きですよね?じっとしていてほしい場所でも、中々じっとしててくれないのが子供です。
その場所にずっといることが嫌だし、ストレスなんですよね。
これは眠るときも一緒で、
重たい布団を乗せられたり、きつめのパジャマで締めつけられようもんなら、
どうにか逃げだそうと、余計に動き回ります!
暑い!思い!キツイ!で、安眠が妨げられるんですね。
よく、足まで隠れるような着る毛布やスリーパーを着せたら夜泣きが始まった。
ということを耳にしますが、
これは、完全に動きを制御されたことと、暑いのに体温調節が思ったようにできない!
というストレスからきています。
ただ単に、冷えないようにたくさん着せるという発想だけで、対策してしまうと、
夜泣きなど、他の悩みができてしまう可能性もあるので、注意してくださいね。
子供の寝相にあった寒さ対策は?
それでは早速、子供のストレスにならない、寒さ対策をご紹介していきたいと思います!1.スリーパーを着用させる
寒さ対策としては、定番のアイテムであるスリーパー。いわゆる、着る毛布のようなものです。
布団からはみ出しても、スリーパー着せていたら少しは安心です。
しかしこのスリーパー、先程も少しお話しした通り、
「夜泣きするようになった」
という意見もあるみたいなんですね。
これについて、詳しく調べてみたのですが、
スリーパーを着用させたことによって、夜泣きが始まったという方達には、
いくつかの共通点がありました。
その共通点は、「スリーパーの形」です。
・長袖タイプ
・長さが足まであるようなすっぽり系
もちろん、必ずしもこの種類でという訳ではありませんが、
以上のスリーパーを着せていた場合に、夜泣きが始まった場合が多いようでした。
上記を例に、子育て相談員の方に意見を聞いてみたところ、
暑い、寝返りをうちづらい(動きづらい)というのが原因ではないか、ということでした。
スリーパーの形が身体にあっていないということも。
子供は暑がりなので、スリーパーを着用させるとしたら、
「ベストタイプ」がおすすめです☆
スリーパーを着用させる際、暑すぎないようにするのも重要です。
もちろん各地域によって温度は違いますが、
肌着は長袖ヒートテックで、フリースのパジャマを着せて、上からスリーパーを…
なんてことをしたら、きっと夜泣きします^^;
スリーパーを着用するのであれば、
通気性が高く、汗の吸収率も良い、綿のパジャマを選びましょう。
寝るときに、ヒートインナーを着せるのも良くないでしょう。
2.着せ過ぎない!
先程少し書きましたが、寒いから・・・と着せ過ぎるのは、絶対にやめましょう!子供は、手や足から熱を放出して体温調節をしています。
特に、靴下・帽子・手袋の着用はNGです。
寝るときは必ずとってください。
確かに靴下は、履くと暖かいです。
し・か・し!
就寝時に靴下を履いたままだと、うまく体温調節ができなくなってしまうため、
逆に暑くなりすぎて汗をかき、冷えの原因になってしまうんです!
そして、髪の毛薄いから寒そうと、帽子やフードを被せたまま、寝かせるということもあるようですが、必要ありません。
着せ過ぎは、体温調節の妨げになるのでやめましょうね。
3.寝る部屋を暖めすぎない
布団からでて、寒いから・・・と、就寝中に暖房をつけている方は、やめましょう。
寝るときには、自然に体温が下がります。
安眠する為には、身体の体温が下がった状態にないといけません。
部屋を温め続けると、体温の低下を妨げてしまうことになるので、
寝つきが悪くなったり、汗をかきやすくなってしまいます。
寝る前まで、寝室をあたためおくのは良いですが、
就寝前には、暖房を止めて寝るようにしましょう。
寝室はあまり温めない方が安眠に繋がります。
暖房はおすすめしませんが、
空気が乾燥した部屋は、体感温度も低くなります。
そこで「加湿機」を使うのも、1つの手です。
ウイルス除去に繋がる湿度管理についてはこちらを参考にどうぞ。↓
インフルエンザ予防で効果的なのは正しい手洗い!湿度管理や換気も重要!
ほどよい湿度のある部屋と、乾燥した部屋の体感温度は大きく違いますので、
ウイルス対策としても、暖房器具の代わりに、加湿機を利用してみてはいかがでしょうか?
4.入浴は早めに済ませる
お風呂に浸かることで、もちろん体温も上がりますよね。その為、寝る前にお風呂に入ってしまうと、なかなか体温が下がらずに寝付けなくなってしまいます。
体温があがっている為、汗もかきやすくなるので、冷えの原因にも・・・
お風呂は寝る前ではなく、早めにすませておきましょう。
5.布団は重たいものは避ける
掛布団に上から毛布を重ねて・・・という風に、布団の重みがかかると、子供にとってはかなりの負担になってしまいます。
素材も羽毛やダウンなど、軽い素材のものを選ぶようにしましょう。
重ねすぎていないかなども注意してみましょう。
1枚じゃ寒そうという場合も、重ねる布団は軽い毛布にするなど工夫しましょう!
まとめ
うちの子供の寝相も酷くて、ふと見たら隣にいない!なんてことがしょっちゅうです。笑布団の掛け直しで、お母さんも寝不足で辛いと思いますが、
家族の健康=ママが元気でいることです!
ご自身も無理をなさらないようにしてくださいね。
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